【今日のコラム:良いギターを買ってから】
【今日のコラム:良いギターを買ってから】
かれこれ、ギターに触れてから約35年が経つ。
よくもまあ、続いたなあ、と我ながら感心する。
ギターの腕といえば、20歳の時点で停滞している。
若かりし、18歳~20歳の間に猛練習したのが、私のささやかな財産である。
私はギターを愛し、ギターに愛され、作曲家までになったが、
これまで、1度も「本物のギター」、いわゆる、列記とした、
USAモノの良いギターを所有したことがなかった。
それゆえ、言い訳に過ぎないが、ギターの練習をする気にならなかった。
だから、20歳のテクニックで止まっているのであった。
ふと気づけば50歳。奇しくもギターを始めて35年になった。
50歳という節目もあって、これは無理してでも、今でこそ、
本物のギターを手にするべきでは、でないと死ぬ時後悔するかもと
思い、カード24回払いでギブソンレスポールスペシャルTVカラーを
買った。昔から、ネットウィンドウショップを見ながら欲しがっていた
ギターである。
ギブソンUSAレスポールスペシャルは、レスポールなんだけど、
ハムバック仕様ではなく、リアもフロントもシングルコイルだ。
フロントの音も抜けがあり良い音であるが、リアフロントの中間の
音もエモくて素敵な音を奏でる。
レスポールスペシャルが届いてから、ほぼ毎日ギターに触れている。
やはり、良いもの、本物のギターを手に入れると、値段も高いし、
どうも毎日触れないと気が済まない。
買って3週間ほど経つが、20歳の頃のテクから、少しずつ進歩している。
やはり、ギター弾きは本物を持たなきゃだめだ。
もっと若いうちに買っておくべきだったなあ。
弘法筆を選ばずとは言うものの、やはり弘法こそ良いもので、より良い
音を奏でるべきた。
うすうすは気づいていたが、何にしても、本物になるには本物を手に
入れるべきだ。
スーツでもアプリでもスマホでも。
かけたお金分、得をすることが多い。
もっと、しっかりそれを意識しておくべきだったと思う今日この頃。
でもまだ遅くない。メリハリをつけて、ここぞという時は良いものを買おう。
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