【謎にせまる;除湿機の仕組み】
【謎にせまる;除湿機の仕組み】
別に家電メーカーの宣伝のつもりではない。
使ってない方は、必ず一度は試してもらいたい。
「ザ・除湿機」
うちは、買ってから数十年になるが、
それはもう、カラッカラに乾く。
部屋干しも楽勝、洗濯ものが乾く。タオルケットも乾く。部屋が乾く。
梅雨時期は除湿機のおかげで、全てがカラっと気持ちが良い。
しかし、どのような仕組みでこんなに乾くのか?
除湿機の構造・仕組みに迫ってみた!(というよりネットで調べただけ)
まず、家庭用に市販されている除湿機には2種類あるらしい。「コンプレッサー方式」と「デシカント方式」だ。また、これらを組み合わせた方式もあるとのこと。(うちのは前者かなあ)
コンプレッサー方式の除湿機はエアコンの冷房機能と同じしくみで、エアコンの室内機と室外機をコンパクトにまとめた構造になっている。空気を冷やすと結露するが、その結露を取り出し排出することで除湿するのだ。実際、エアコンも、冷房時にはしっかり除湿してくれるのは周知のことだ。
デシカント方式の「デシカント(desiccant)」とは「乾燥剤」の意味で、この方式には実際に乾燥剤が利用されている。乾燥剤で吸い取った空気中の水分はヒーターで熱せられて乾燥剤から離れるが、熱交換機で室温まで冷やされ、結露・排出される。
両者とも一長一短がある。コンプレッサー方式は除湿能力が高く大部屋にも使えるが、冷却が基本原理なので低温時には能力が落ちる。デシカント方式はシンプルな構造のため軽量・静音で、乾燥材を利用するので冬にも強い。だが、電気代がかかる。(やや難点)
これらの構造からもわかるように、両者の方式とも、利用すると室温を高めることになる。特にデシカント方式はヒーターを利用するため部屋を暑くする。冬はいいが、夏は困る。夏場の除湿には、エアコンが最適なのである。(これも難点)
一方、除湿機の反対の動作をするのが「加湿機」。冬場にエアコンで暖房すると空気がカラカラになるので、備えておくと風邪対策に効果的である。この加湿機の方式は次の図で示す3つが代表的。かつては超音波式が人気だったが、この方式で作られる水の粒子が粗いということで、近年はスチーム式や気化式が人気だ。こうすることで、室温を下げずに除湿できるのである。(そりゃいいわ)
とのことをネットで調べた。
なるほどねえ。まあ、電気代若干かかっても、この快適さは譲れないね。
というわけで、今日は除湿機の謎に迫ってみた。
つづく