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夜勤は健康に悪い…じゃあどうする?

どこかで見かけた記事に、交代制で夜勤につく看護師は、乳がんにかかるリスクが倍増する、というものを読んだ記憶がある。
 もっとも、乳がんは男にはあまり縁がないのかもしれないが、乳がんにかかりやすくなるということは他のあらゆるガンにもなりやすくなり、ひいては健康全般に悪い、と考えておいたほうがいいと考えている。
 また、夜勤を10年以上続けると健康リスクがあり、10年未満だとそれほどでもない、という話もきいたことがある。

たとえば夜勤の看護師は乳がんにかかりやすく、結腸がんになる確率も35パーセント高い。夜の人工光とうつ病、心血管疾患、糖尿病、肥満に関連があることもわかっている。…今の仕事が夜勤を伴うものなら、思い切って転職するのも一策だ。
「Go Wild 野生の体を取り戻せ」(NHK出版)

わたしは一昨年の秋に睡眠障害にかかり、それ以来ひさしく夜勤というものを避けてきた。夜勤はきらいではなかったけれども心身への負担は大きく、概日リズム(サーカディアンリズム)を乱すと考えられるからである。
 しかし、今月派遣先の施設の介護リーダーから、「どうしても人がいないから、夜勤に入ってくれ」といわれ、当初は3回くらいならやってもいいと応えたところ、4回入ることになった。今月で契約期間満了で退職する施設なのに、今さら初夜勤である(笑)

夜勤が健康に悪いのはもはや明白らしいけれど、仕事がらどうしても夜勤をやらなきゃしょうがない、という職業もある。また、夜勤手当が付いたりするので、それが重要な収入源になってる面もあるだろう。
 いったいどうやって夜勤と健康を両立させたらいいのだろうか? わたしは来月から働く施設では、常勤だけど夜勤は月に3回程度までなら可能、と面接では条件を付けた。このように、夜勤回数を制限するのは一つの手だと思う。
 あとは、食事とか運動とか生活リズムとか、夜勤以外のほかの面で気をつけようと思っている。たとえば、夜勤中はがっつり食べない、果物と水分ぐらいにしておく。夜勤後は、日が明るいうちからぐっすり眠ろうとせず、1時間ちょっと仮眠をとるぐらいに留めておく、とかである。