ジュビロ磐田2021シーズン振り返り④

第32節 vs町田ゼルビア〇2-1

前半戦苦しんだチームパート3
前回対戦時は町田の前線からのプレスに苦しんだが
この試合はそれを逆手に取った形でゴールを奪う。
開始早々最終ラインでパスを動かしながら
遠藤が絶妙なタイミングで相手のライン裏にロングパス。
これに抜け出したルキアンが冷静に流し込み、先制ゴール。
その後も、ボランチを中心にボールを動かすと
山本康裕の縦パスから、大津ルキアンと繋ぎ
鈴木雄斗のクロスを相手がオウンゴールで2点目をゲット。
後半、攻勢に出てきた町田に1点返される。
しかしその後は三浦龍輝のファインセーブもあり
リードを守り、そのままタイムアップ。
上位対決を見事に制し、これで9戦負け無し。

第33節 vsギラヴァンツ北九州〇4-1

開始早々、北九州にサイドを突破され失点を喫する。
それでも慌てずにボールを回しチャンスを作ると
大井のロングフィードにルキアンが抜け出し同点ゴール。
その直後にも、遠藤のクロスを鈴木雄斗が落とし
ルキアンのシュートは相手に阻まれるものの
こぼれ球に反応した山本康裕のシュートが決まり逆転に成功する。
その後も前半のうちに鈴木雄斗、山田のゴールで試合を決定づける。
山田のゴールの時の小林監督の表情は少し同情した。
後半も攻め込むものの、相手ゴールキーパーのセーブもあり
4-1のままタイムアップ。

第34節 vs 栃木SC△1-1

序盤から栃木のハードワークに苦しみ
思うように攻撃を組み立てれずにいると
セットプレーから失点を喫する。
しかし、ジュビロも粘り強くパスを回しチャンスを作ると、
前半終了間際に、鈴木雄斗のクロスを大井が決めて同点ゴール。
後半も勝ち越しゴールを狙って、サイドから攻め込むものの、
残留争いしている栃木の懸命なディフェンスに阻まれ
ゴールを奪えないまま、タイムアップ。

第35節 vs愛媛FC△2-2

前半からボールを保持し、試合を優位に進める。
鈴木雄斗のカットインからのミドルシュートが決まり、先制ゴール。
リードして、試合を折り返すが、
後半は勢いを取り戻した愛媛にまさかの連続失点を許し、逆転される。
しかし、それでもジュビロは松本と大森の関係性で
左サイドを突破すると、クロスに鈴木雄斗が合わせ、同点ゴール。
その後もお互いに攻め合い、勝ち越しゴールを狙うものの
決定力を欠き、悔しい痛み分け。
ファビアンゴンザレスのポテンシャルが少し見れたのは収穫でした。

第36節 vs大宮アルディージャ〇2-1

絶対的エースルキアンが出場停止で
ファビアンゴンザレスがリーグ戦初スタメン。
開始早々、セットプレーから大宮に先制を許す。
その後も良い形を作れず、逆にカウンターから
大宮にチャンスを作られるものの、相手のシュートミスに助けられる。
すると後半、ファビアンゴンザレスのプレスを起点に
高い位置でボールを奪うと、
最後は山本康裕が押し込み、同点ゴール。
その後も、勝ち越しゴールを狙うも
相手の必死のディフェンスもあり、なかなかゴールを奪えない。
引き分け濃厚のアディショナルタイム6分台に
ロングボールを大井が競ると
こぼれ球に反応した山田大記のシュートがゴールに決まり
劇的逆転ゴール!!
こんなに痺れたゴールは昇格決めた時の小林祐希のゴール以来!!
サッカー好きで良かったって思えた瞬間!!!!
逆転ゴール→試合終了までの雰囲気はまるで優勝したかの
ような雰囲気だったし、実際にこの勝ち方しちゃったら
優勝するだろうなって確信できたゲームでした。

第37節 vsアルビレックス新潟〇1-0

お互いにボールを保持したいチーム同士の対戦。
前半はお互い見せ場はそこまで作れずにイーブンで折り返すと、
後半、新潟のビッグチャンスは三浦龍輝がしっかりと抑える。
すると、遠藤のセットプレーから
山本康裕がこぼれ球を拾い再び遠藤に出すと
遠藤のクロスをルキアンが押し込み、先制ゴール。
その後は新潟の猛攻を受けるも、しっかりと守りきりタイムアップ。
昇格&優勝が現実味を帯びてきた。

第38節 vs京都サンガFC〇1-0

いよいよ昇格が見えてきた磐田にとって
大一番のゲームであり2位京都との首位攻防戦。
前回対戦時は点を取り合うシーソーゲームになったが、
この試合は球際の攻防激しい、締まったゲームに。
ジュビロは遠藤、山田を中心にボールを動かしながら
攻め込むものの、京都の集中したディフェンスに
ゴールを奪えないまま前半を折り返す。
後半も前半と変わらない強度で締まったゲームで
お互いチャンスを作り出すスリリングな展開に。
そんな中、ゴール前の混戦を山田が押し込み、先制ゴール。
終盤には京都の猛攻を凌いで、守り抜くと、そのままタイムアップ。
大きな勝利を掴んで、首位攻防戦をものにした。

第39節 vs水戸ホーリーホック〇3-1

引き分け以上で昇格が決まる一戦。
ショートコーナーの流れから、大井が競り勝ち
ヘディングゴールで先制すると、
その直後にも小川大貴のパスを大森が流し込み、リードを広げる。
その後も慌てずにボールを回し、追加点を狙う。
後半には、山田のスルーパスに抜け出したルキアンが決めて
リードを3点に広げる。
その後1点返させるも、しっかりとゲームクローズすると
そのままタイムアップ。
3試合を残して、悲願のJ1昇格を果たす。

第40節 vsV・ファーレン長崎△2-2

前節でJ1昇格を果たし、残す目標はJ2優勝に絞られた。
今節は昇格の可能性を残す長崎をホームに迎えた。
序盤からお互いの意地がぶつかる強度の高い試合に。
開始早々長崎に先制を許すものの。
鈴木雄斗が大森のクロスに合わせて同点。
その直後再び長崎に勝ち越しを許す、苦しい展開に。
それでも、後半相手のセットプレーを凌ぐと
見事なロングカウンターから最後は山田大記が押し込み、同点ゴール。
その後もお互い攻め込むもののお互い
最後まで集中したディフェンスで守り抜き、引き分けでタイムアップ。

第41節 vsザスパクサツ群馬△0-0

勝利すれば自力で優勝を決めれる大一番。
残留に向けて、人数をかけてディフェンスをしてくる
群馬に対して、思うようにチャンスを作れない。
前がかりになったところを群馬に突かれるも
三浦龍輝のファインセーブもあり、無失点で前半を折り返す。
後半も遠藤のセットプレーからチャンスを作るものの
ゴールを奪えずにタイムアップ。
それでも2位京都の結果により、J2優勝を達成。
チーム全員が1年間かけて、積み上げてきたものが実を結んだ。


第42節 vsブラウブリッツ秋田〇2-1

ホームで勝利して、シーズンを終えたいジュビロは
前半からボールを保持しアグレッシブなサッカーを展開する。
開始早々、山本康裕のロングフィードに抜け出した
小川大貴が冷静に流し込み、先制ゴール。
しかし、その後は
秋田のカウンターを受ける形になり同点に追いつかれる。
後半も相手の勢いは止まらず、攻め手を欠くものの、
自陣のビルドアップから、ゴール前に運ぶと
最後は鹿沼のミドルシュートが決まり、勝ち越しゴール。
試合はそのままタイムアップし、ラストゲームを勝利で飾る。


さいごに

開幕2連敗、開幕5試合で3敗という難しいシーズンでしたが、
その後は攻撃陣の爆発や、三浦龍輝を中心にしたディフェンス陣の安定した戦いにより、多くの勝利を飾り、安心して見ることが出来ました。
そして、その結果の積み重ねによって、J2優勝、J1昇格を掴むことができ、一サポーターとしてとても嬉しく思います。
2022シーズンは新監督に甲府で魅力的なサッカーを見せていた伊藤彰監督を招聘し、今からとても楽しみにしています。
まずはJ1残留し、ゆくゆくはJ1優勝を狙えるチームになってほしいし、なにかしらのタイトルが取りたい!!!

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