緊急事態宣言発令／飲食店オーナー必見！デリバリーテイクアウト強化のための選定と準備おさらい【広尾商店街】
こんばんは。
広尾商店街広報アドバイザーの太田です。
再度、首都圏１都３県に向けて、【緊急事態宣言】が正式に発令されました。それに伴い、今回のコラムは商店街に限らず、飲食店を運営されておられる方向けのお役立ちコラムとなっております。
営業時間短縮要請により、営業時間が午後８時までにはなりますが、デリバリーやテイクアウトは対象外ということで、これまで以上に力を入れるというお店も多いことと思います。
👩🍳 少しでもリピート回数を増やしたい
🙋♀️ 解除後にはまたゆっくりお店に来てもらいたい
こう思っておられるオーナーさんも多いのではないでしょうか。おかげ様でこのコラムは広尾商店街に限らず、商店街に関わる方々にも多数お読みいただいておりまして、広尾商店街の広報アドバイザーの傍ら、本業はマーケティング支援を行っているものとして少しでもお役立ていただけますと幸いです。
【まずは集客から！】
６社比較結果／デリバリーテイクアウトシステムは２つ！Uber EatsとＬテイクアウトオーダーをやるべし！余裕があればmenuも。
一回目の緊急事態宣言後に「デリバリーシステム、結局どこがいいの？」本当によく聞かれました。もうUberやってるよという方も、これから始めたいという方もぜひご一読下さい。
結論から言うと、集客力が抜群に高いUber Eatsはやりましょう。ただご承知のとおり手数料がかなり高いので、ずっとそれだけに頼るのは得策ではありません。Uberもちょっと、、、という場合はmenuがおススメです！なんと22年3月までサービス利用料、カード手数料共に無料なのです。
１．Uber Eats
手数料 35%
加盟店数 30,000店舗
※28都道府県に対応
２．Menu
■サービス利用料 無料(22年3月まで)
■カード手数料 無料(22年3月まで)
■加盟店数 約24,000店舗※2020年6月現在
※ 現状は都内向け
まずは圧倒的集客力のUberか、無料で始められるmenuかを決めましたか？３つ目はその２つのうちどちらかをやった上で、もう一つできれば始めて欲しいサービスです。
３．Ｌテイクアウトオーダー
■サービス利用料 9,800円～
■加盟店数 約150店舗
■特徴 自社のＬＩＮＥ公式アカウントに連携
LINEの公式アカウントが既にある方はぜひおすすめです！お友だち獲得から始める必要があるので、ちょっと長い目にはなりますが、リピーター獲得のためには今から着手しておいてほしいツールです。LINEと連携できるというが、それがなぜそんなにいいのか？？という方はぜひDMください。
お客様はLINEの画面からそのまま注文ができるし、お店独自のクーポンもを受け取ることが出来る、毎日６割の日本人が見ているLINEで。そしてとにかくＵＩが気持ちいいです。ノーストレス。こちらから無料でインターフェイスのお試しができるのでぜひ読み込んでみてください。
↓ ↓ ↓
https://lin.ee/zfXhKyt
【リピートの工夫を！】
Ｕｂｅｒで買ったのではない、このお店で買ったのだ。という認識をしてもらうためのひと工夫。
＞＞最低限やろう！
➀ ショップカードは同梱していますか？
お店の名前、場所、連絡先が分かるカード。手書きでも構いません。「おいしいなあ」と思ってもどこで購入したか、探さないとわからないではお客様はすぐに離れてしまいます。必ず同梱するようにしましょう。
② メニューは同梱していますか？
今回頼んだメニューだけでなく、どんなメニューがあるのか分かるよう、メニュー表を同梱しましょう。いつかお店に行ってゆっくり食事がしたいと想起させるのです。ベストはお店の外観の写真１枚、内観の写真１枚、メニューの画像を何枚か。
③ そもそも、「テイクアウトが出来る」「デリバリー対応」だということがわかる掲示はありますか？
きっとこれは既に対応されているお店も多いかと思いますが、今一度以下の観点に沿ってチェックしてみてください。
▶ シャッターを閉めた後も見える状態か？
お店が開く前、締まった後、お客様との接点はシャッターの外にあります。締めている間も無駄にすることなく、アプローチしましょう。
▶ 本当に伝わる掲示物か？
よくあるのが、フォントが小さすぎる。掲示している紙が汚れている。剥がれかかっている。よくあります。生きた情報なのかどうかをお客様に判断させなくてもいいよう、掲示して、少し離れた場所からチェックしてみてください。
▶ 掲示しすぎてないか？
気持ちが焦ると、やれセールだ、やれ定休日だ、やれおススメ商品だと情報をたくさん出したくなります。ただそれではお客様が情報過多となり、情報を得ることをあきらめてしまうでしょう。本当に伝えたいことはどれか。いつも取捨選択をしましょう。
＞＞余裕があればやってみよう！
④ テイクアウトするショップバッグにこだわろう。エコバッグでもいいですね！
目立つショップバッグは、そのまま宣伝に繋がります。テイクアウトした人がそのまま広告塔になってくれるのです。もしあなたのお店のショップバッグをたくさん持っている人が増えれば、それを見た人は人気店なのだと認識して、さらにお客様が増えるでしょう。
⑤ 囲い込み先を決めていますか？
せっかくつながったお客様ですから、こちらのニュース(新商品が出た、今からセールをします、営業時間を変えた等)を伝えたいですよね？その情報はどうやって伝えるか決めていますか？ＳＮＳ？ＤＭ？繋がりやすさでいえば、今はＳＮＳが便利ですね。Instagram、Twitter、Facebook、LINEいろいろありますが、何がいいのでしょうか？
どれがいいかについてはまた別の機会にお話しできればと思いますが、まずはまた繋がれるツールを必ず用意しておくこと。これが大事です。ショップカードには必ずQRコードを入れましょう。たまに見かけますが、URLだけを記載しているショップさんがおられます。ブランドの観点からという理由であればしょうがないのですが、URLを律儀に検索バーに入れてくれるお客さんは何人ほどいるでしょうか。必ずカメラで読み込むだけのQRコードをご用意ください。
まとめ
上記チェックリストをまとめたものを以下に置いておきます。
宜しければぜひダウンロードしてみてくださいね。
いかがでしたでしょうか。
ただでさえ日々の売上調整や雇用調整、本当にやらなくてはいけないこと満載でお忙しい飲食店オーナーのみなさまにはそんなのわかってるけどできないよ！という内容も多々あったかと思います。この中のどれか一つでも、確かにそうか。明日朝礼で皆に共有してみようか。そう思ってもらえたら幸甚です。
以上、「飲食店オーナー必見デリバリーテイクアウトの選定と準備おさらい」でした！
あとがき
私が以前勤めていたのは、地方にある小さな小さな羊羹屋さんでした。コロナが来て、大雨の被害も受け、何度も何度もくじけそうになり、ついにお店を畳むことにしたよと連絡を受けたのが昨年の8月。
でも、これでもかというほどの知恵を出して、やりくりにやりくりを重ねて、やっぱり畳まずに頑張るよと連絡を貰ったのがつい先日。そこへきての再度緊急事態宣言。なんと無常なのでしょう。
首都圏が止まるということは地方も止まります。でもなんとか持ちこたえてほしい。無責任ながらそう願ってしまいます。愛してやまないお店、あると思います。あのお店を想うと、あの人の顔が浮かぶ。あると思います。
ひとりではなにも出来ないけれど、何か出来ることがないか、本当にないか、わたしもあがき続けられたらと思います。きっと道は長いですからね。
今日は最後に、この曲をどうぞ。
畠山美由紀さんで「その町の名前は」
次回は２週間後の更新予定です。
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