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ある日、急に話が合わなくなる人

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『斎藤一人 令和の成功』(学研)です。その中から「感謝できないのは信号無視と同じ」という題でブログを書きました。

本書の中に「ある日、急に話が合わなくなる人」という心に響く文章がありました。

ずっと仲よくしてきた相手に対して、なぜか一緒にいてもあまり楽しく感じられなくなってくることってあります。 そういうとき、相手と距離を置くことに罪悪感を抱く人がいるんだけど。

あのね、テレビで面白くない番組をやっていたら、迷わずチャンネルを変えるよね。 そのことでテレビに罪悪感を抱くかい? というくらい、一人さんには、罪悪感を抱く意味がわからないんです。 

相手に対する感覚が変わるのって、「山」みたいなものなんだ。 山を下から見ているときは高く見えるけど、隣のもっと高い山に自分が登ると、今度は低く見えるんだよね。 そういう現象が、魂にもあるんです。 だから、罪悪感なんて抱く必要はないんだ。 要は、自分の魂が成長したことで起きた現象なの。 

友達との距離に寂しさを感じるかもしれないけど、自分の成長は喜ばしいことだから、ネガティブな感情に流されることはないんだ。 でね、本当は仲間と一緒に成長するのが一番いいんです。 仲間と一緒に成長できたら楽しい。 

そのために俺だったらどうするかというと、相手が面白くなくても、自分がその場を楽しくするんです。 自分1人しかいないときでも面白いことばかり考えているから、場を盛り上げるのなんてわけないんだよね(笑)。 

楽しい雰囲気を作るにはどうするんですかっていうと、ひたすら「くだらない」 ことを意識するの。 半端なく、くだらないことだよ(笑)。 「そういう突き抜けた面白さを身につけると、周りにも同じように突き抜けた人が 集まってくるから、勝手にどんどん楽しくなる。 

いつの間にか、自分の周りに楽しい人しかいなくなっているものだよ。 一人さんって、生きていること自体が楽しいんです。 だって、生きているだけで、楽しいことは山ほどあるからね。 

俺は、楽しいことを待つ人間じゃないの。 自分で楽しいことを作るから、命があればそれだけで楽しいんです。 でね、楽しいことが当たり前だから、1分1秒たりとも楽しくない時間はありえないんだ。 

だから、24時間ずっと楽しいんだよ。 そこまで楽しんでいる人が、不幸になるわけがないよね。 1分でも多く、1秒でも多く楽しみたいと思いながら生きている人は、間違いなく成功するよ。 

◆今までなんとなく付き合っていた学生時代の仲間と、ある日、急に話が合わなくなることがある。 特に、同級生の同窓会等に出ると、それがはっきりする。 

人は、大きく分けて二つのタイプに分かれる。 一つは、現状打破の姿勢の人。 もう一つは、現状維持の姿勢の人。 「現状打破の姿勢」の人は、歳を重ねていても、新しいことに興味があり、いくつになってもチャレンジをしている。 好奇心があり、現状を変えようとするアントレプレナーシップのある人だ。 

最新スマホやスマートウオッチ、便利なアプリや、スマートスピーカーなどにも興味があり、先端の情報が入ってくる。 時代の変化を楽しむことができる人だ。 

もう一方の「現状維持の姿勢」の人は、今の現状を変えようとはしない。 変化を恐れ、新しいことに興味がない。 新しいデジタルガジェットにも興味がないので、時代の変化にどんどん遅れてしまう。 

もし、現状維持タイプの人が現役の経営者だとすると、会社は急速に衰退の道を歩むことになる。 現状打破の姿勢の人と、現状維持の姿勢の人とは話がかみ合わない。 姿勢が真逆だからだ。 それは一朝一夕にそうなったわけではない。 

その姿勢の違いの元となるものは、アウトプットをしてきたか、してこなかったかということも大きく関係している。 現状打破の姿勢の人は、常に新しい情報をSNS等でアウトプットしている。 だからこそ、そのためにも新しい情報をインプットする。 そこに、情報の好循環が生まれている。

 新たな情報を得ることは、新たな知識や、新たな人と知り合いになるということだ。 今までは付き合ってこなかった異質の人たちや、違う世界の人たちと知り合いになるということ。 つまり、次のステージに進む、ということでもある。 

まわりと話が合わなくなったら、それは自分が成長した証拠だという。 久しぶりに会った友人、同窓会、昔のバイト仲間…。 いくつになっても、成長し続ける人でありたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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