今日のおすすめの一冊は、ひすいこたろう氏の『今日は人生最悪で最高の日』(SB Creative)です。その中から「難ある人生は、有難い」という題でブログを書きました。
本書の中に「才能に恵まれなくて良かった」という、やなせたかしさんの心に響く文章がありました。
◆人生はマラソンのようなもの。最初がどんなに速くて、前半でトップグループに入ったとしても、後半に棄権したり、リタイアしてしまったら、何もならない。たとえ、ビリだとしても、ゴールのテープをちゃんと切ることが大事なのだ。「終わりよければすべてよし」という言葉があるが、ヘトヘトになりながらでも完走することだ。
人生は、マスターズのマラソンのように、一流のランナーが次々と競技をやめていくなかで、長く続ければ続けるほどその価値が上がってくる競技のようなもの。続けることが貴重な価値となる。
人生はいくつになってからでも、何かをはじめることはできる。そして、続けることができる。凡人の勝負はそこからだ。
「才能に恵まれなくて良かった」という言葉を胸に刻みたい。
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