今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『啼かなくていいホトトギス』(中経出版)です。その中から『「優勝劣敗」のはなし』という題でブログを書きました。
本書の中に『今、やる羽目になったことを一所懸命やる』という心に響く文章がありました。
人は、生まれてくるときに自分のストーリーや脚本を決めてくるといいます。もしそうだとするなら、「嫌な仕事」も、「やる羽目になったこと」も、「事故や病気も」もすべて、自分でそれをやることを決めてきたということになります。
だから正確にいうと「やる羽目になったこと」ではなくて、「やろうと思ってきたこと」だということです。だとすると、それに文句を言ったり、嘆いたりするのはおかしいことになります。だって、自分が決めたことですから。
すべてのことは、自分が生まれる前から計画してきたこと。何かの意味があって、今のタイミングで、この場所で、計画したこと、なのだと言えます。
「今、やる羽目になったことを一所懸命やる」
目の前に起こる一見すると理不尽で不思議な現象を、「ああ、そうなりましたか」と言って、淡々と受け入れる人でありたいと思います。
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