日誌2021/03/04
困った、本が多い。
自分は決して「書痴」などと言われるほどではない。自分より多くの本を所有し、また読破している人は大量にいるだろう。
といったところで、本の置き場がないことには変わりがない。引越し先に全部持って行くことはできないし、実家の倉庫も家族のものが置いてあるので余り占有するわけにはいかない。
じゃあ捨てるかと言われるとそれは勘弁したい。一年と少し前に所有していた本の一部を処分している。どうしてもしなければならなかったからだが正直捨てたくなかった。今所有している本はその時厳選したモノ+そこから増えた分だ。一冊も捨てたくない。
いっそ借り倉庫でも申し込もうかとも思ったが、費用もバカにならないしどうしたものか。
良いなと思ったのは回転式本棚だ。床面積を節約しつつ収納した本棚を機能的に取り出せる。漫画もそこそこあるのでこれは便利だと思う。
ただハードカバー用の本棚は買うわけで、部屋の配置は良く考えないといけないだろう。
今年に入って電子書籍もずいぶん買うようになった。デバイス一つで何十何百冊も持ち運べるしネットストアで欲しい本もすぐ買えるのでとても便利だ。おまけにストアによっては頻繁にセールもやってくれるので利用頻度はどんどん多くなった。
だから紙の本はそんなに増えてないはず、という自分の想定は甘かったらしい。本のページを捲るあの感覚は慣れ親しんだものでそう簡単に捨てられなかった。何冊も同時に開くこともできるし、パラパラと一気読みもできる。電子書籍を利用するようになったことでかえって紙の本ならではの利点が分かるようになった。
紙と電子、どちらもそれぞれ長所と短所があるのだ。
取りあえず両親と交渉してある程度は実家に紙の本を置かせてもらおうと思う。
今すぐ読み返すことはなくとも将来自分があるいは家族が読むことがあるかもしれない。なんとなく読書欲が生じた時、それに応えてくれる環境は保持したい。
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