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【令和版】伝統工芸品の強みを生かした海外販売手法8


みなさんこんにちは。リアルジャパンプロジェクトです。これまでの記事を読み、海外でも工芸品は売れると確信したと思いますが、「それは新しいテクノロジーを使った珍しいモノが対象なのでは」と疑問が沸いている方もいるでしょう。たしかにそうかもしれないけど、海外では今、日本の手工芸品が流行っているのをご存じですか? 
無料で情報を発信でき、無料で情報収集できる令和時代。昔よりもはるかにモノが売りやすくなっているのは事実です。ぜひ海外の日本手工芸品ブームの波にのって、どこか懐かしくホッとする伝統工芸品を世界中に発信していきましょう!
そこで今回は、日本伝統工芸品だからこそ効果的な海外販売方法8つを2週にわたってご紹介。


1、 インバウンド消費を伸ばす

コロナ明けをし、多くのインバウンドすなわち訪日外国人が日本へ訪れています。訪日外国人は歴史が深い日本文化に興味を持っている方がほとんどです。その層を狙った「インバウンド消費」という販売方法があります。
インバウンド消費を活かして、人気観光スポットのお土産屋さんに卸したり、訪日外国人に向けた伝統工芸品作りの体験を開催するなど需要がありそうなことにチャレンジしてみてください。もし集客方法が分からなければ、体験募集ページを訪日外国人向けに運営しているサイトに掲載していただくのもいいでしょう。
営業時間やコストがかかってしまいますが、もし1人でも興味を持っている訪日外国人がいたら、その方のためにぜひ挑戦していただきたいのです。もしかしたら、その方がSNSにアップしてくれたり、帰国して周りの人におすすめしたりと現代ならではの口コミが広がり訪問者が増えるかも。ほんの少しの可能性から価値が生まれるのが、令和時代の特徴だと思います。どこかで誰かが情報をキャッチして、突然連絡が来る世の中です。
海外の方に発信するためのHPを作成したり、体験会に来たお客様に英語で説明する必要があります。

2、独自のインターネットショップでの販売

越境ECと呼ばれる海外に向けたネットショップを作ることで、24時間世界中から購入することができます。
まずは越境ECを作る必要がありますが、たくさん存在する競合サイトより1人でも多くサイトを閲覧していただきたいですよね。皆さんがGoogleで何かを検索したとき、初めのページに掲載されているサイトを見るのがほとんどだと思います。そこで、なるべく検索結果の1ページ目に載るようなサイト作成をおすすめします。
例えばサイトのコンセプトや文章、レイアウトを意図的に作ることで、検索結果の上位にくることが期待できます。
また店舗に卸すだけでは日本に訪れたときしか購入できないので、越境ECがあることで商品のファンになってくれるまたはリピーターが増えることを見込めます。商品を店舗に置く場合、商品横に越境ECがあることをお知らせするフライヤーなどがあるとお客様にも認知されるでしょう。

3、モールネットショッピングにおける販売

例えば楽天やAmazonといった大型ネットショッピングの海外版に販売することもおすすめです。世界中の利用者数が多い媒体を使用することで、商品にヒットする可能性があります。
また、工芸品をモールネットショッピングで販売している作り手さんや工房様はまだ少ないため希少価値が高く、たまたま検索した方が購入するというチャンスが掴めるかも。
ただし、掲載費用が高額なこと。もし挑戦するのであれば、まずは様子を見て期限を決めて掲載するのがいいかもしれません。
または、媒体のバイヤーがセレクトをして仕入れているサイトもあります。気になる越境ECサイトがあれば、運営会社に問い合わせをしてみてもいいかもしれません。
ちなみに、弊社も海外用の越境ECを運営していますよ! 売価や卸値などは作り手さんや工房様によりますが、一度ご相談させていただければ幸いです。気になる方は、一度お問い合わせくださいませ。
Japan traditional crafts store|REAL JAPAN PROJECT (realjapanglobal.com)

4、SNSを活用した販売

主にインスタグラムを活用した方法です。まずは、個人アカウントを開設しましょう。ファンを作るため、専門性の高いアカウントで統一感のある投稿かつ保存をしてもらえそうなコンテンツを考えてみてくださいね。またどのような検索キーワードで投稿を発見されるか分からないので、なるべく多くの関連ワード(ハッシュタグ)を内容につけましょう。
そしてインスタグラムにはショッピング機能がついています。写真や詳細を登録し投稿した写真にタグをつけることで、すぐに購入画面へ進むことができるので、購入意欲を維持させる効果が。
また、ユーザーからコメントが来たら返信することをおすすめします。素敵なブランドが多い時代なので、ファンを作るためにお客様とコミュニケーションをとってください。どんなにいい物でも、ブランド力がなければ友人や周りにおすすめしたいと思ってもらえずお客様を増やすのが難しいかもしれません。根強いファン達が、私たちのブランド力を作ってくれるのです。
でもコメントやファンがなかなかできないという方もいるかも。日本の技術は、とても細かく最高峰と言われているので少しだけでも制作工程の動画や写真をアップしてみてください。気になっている海外の方はたくさんいるので、コメントが来るかもしれません。
ご自身の商品や工芸品をこまめに投稿し、撮影方法やハッシュタグなどをつけることで、かなり多くの人に見られること間違いなし。しかも無料でできるのがうれしいポイントです!

まとめ

次回の投稿では話題のクラウドファンディングを活用する方法など、残りの4つをご紹介しますのでお楽しみに。
令和時代に伝統工芸品を売るのであれば、マストでやっていただきたいことばかりを紹介しました。
普段パソコンや携帯をあまり使わなかったり、機械系は難しいからハードルが高いと感じている人もいるかもしれません。
しかし、毎日コツコツやっているといつの間にか要領が掴めて素早くできるようになります。私は、そのあたりが技術取得と似ている点だなと感じますし、職人の方達は私よりも絶対的センスをお持ちなので、すぐに使いこなせると確信しています!
中には無料でできることもありますし、1人でも多くの方が購入してくれる可能性を作るため、ぜひ試してみてくださいね。
それでも行動するのは不安と感じている方は、サポートしてくれる会社にご協力いただくのもいいかもしれません。弊社も2015年から海外販路開拓をしておりますので、さまざまなノウハウを知っています。また、多くの家族経営の工房様とお仕事をさせていただいており、お互い相談をしながら無理のないご提案を心がけています。まずはご不安な点やご不明点などを踏まえて、弊社にお問い合わせいただけますと幸いです。
REALJAPANPROJECT

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