iOS端末でTrailhead Playgroundを使う方法の備忘

こんにちは。BtoB SaaSを提供している企業でRevOpsを担当している塩谷です。

主にSalesforceやMarketoの利活用や整備を中心に、各種のセールス・CSのリードデータや商談データから、何かしらの示唆はないかなんてことを考えたりしています。

3秒でタイトル回収

とりあえず、せっかちな方の為に先にタイトルの回収だけしておくと、Trailhead Playgroundで「ブラウザでクロスドメイン Cookie がブロックされているため、このページを表示できませんが、このページを Salesforce Classic で表示することはできます」と表示されてしまって進めなくなってしまった場合は下記の設定をすればOKです。

iOS/iPadOSの設定→Safari→「サイト越えトラッキングを防ぐ」をオフにする

これだけです。具体的な手順は下の画像を参照してください。

iPadOSでの設定方法。赤枠のトグルをオフにするだけ。

弊害などはご自身で調べていただくとして、これでPlaygroundが使えるようになりますね!それでは良きTraiheadライフを!

蛇足

さて、タイトルは回収したので、以下は蛇足です。なぜわざわざ上記のようなことをやるのか知りたい方、またはお時間がある方だけお読みください。

ここ最近はSalesforceの整備をすると共に、再設計PJも進行させているため、業務のかなりの部分がSalesforce関連です。

そんな中でスノで、当然ながらSalesforceをより深く知るべく、業務外でもTrailheadでコツコツと学んでDouble Star Rangerまであと一歩のところまで来てみたり、Salesforce認定アドミニストレーターの資格を取ってみたり、次の取得資格はアプリケーションビルダーかSalesCloudコンサルタントのどちらが良いか考えてみたりと、Salesforce漬けの日々です。

基本的に在宅でフルリモート勤務ですが、公私問わずに時々発生する移動時間にもTrailheadをやったり、風呂や寝る前にも少しやってみたりと、隙間時間にコツコツと積み上げをしています。

SalesforceはTraiheadという学びやすいコミュニティが存在しているので本当にありがたい限りですが、一つだけ難点がありました。

それは、TrailheadのPlayground(テスト用のSalesforce環境のようなもの)がiOSだと上手く動かないことです。Lightningページが開かずにClassicページになってしまったりして、出鼻をくじかれるとでもいうのか、わざわざPCを開くのが大変な状況ではこれがストレスになります。

この仕様自体は、サイト越えトラッキングが制限されていることによる弊害なのですが、トラッキングが制限されること自体はプライバシーの観点から良いことでもある反面、こういった制限がかかるんですよね。

実際に私以外にも、iPadだったりiPhoneだったりでTrailheadを進めたい人もいるかと思います。(Trailheadにも同様の質問があったりしましたが、あまり直接的にサクッと解決につながる回答がなかったので手探りで調べたり試したりをしてみました)

そんな方には冒頭の手順でぜひTrailhead  Playgroundを使えるようにしてみてください。

まだ多くの機能を試したわけではないので、どうしても使えない機能もあるかもしれませんが、少なくとも「設定」→「ユーザー」でClassicページへの表示切り替えを要求されることはありませんでした。これだけでもかなり嬉しくなります。

常にMacBookを持ち歩くことはできないですが、iPadやiPhoneなら持ち歩くことが多いので(多少使いにくいながらも)Playgroundができることは、より気軽に学びを深める事につながります。

セールスやCSのメンバーを始めとした社内のユーザーがより使いやすく、より"ゴールに近づくための意思決定をしやすくするため"に、引き続きコツコツやっていきたいと思っています。

備忘録でした。

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