🎨 ✍🏻 絵を描き始めた人のひとり言12
1つ前の記事で、「初心者は未経験の世界を甘く考えがちなので、自分は絵の世界のことを甘く見ないよう気をつけてる」と書いたが、
今の自分にとって最適な練習テーマは何か? というのは、毎日計算している。
なぜなら、
『正しい練習テーマの選択』は、努力量に勝る
と、ピアノを通して知っているからだ。
こんなにやってるのにうまくいかない! と悩んでる人は、本人は「才能がないのか?」と悩んでいるが、本当は違う。
こんなにやってるのにうまくいかないのは、今やっている練習が間違っているからであって、
そんな状態のまま、「まだまだ努力が足りないのかな?」と時間だけ増やすだけでは、さらに被害は拡大するだけ。
その人が今すぐやるべきコトは、今失敗している『練習テーマ』の見直し!!
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そんなわけで、自分もいきなり『ジェスドロ』とか始めないで、まずは『手を描く練習』から始めてみようと思ったが、
『手を描く練習』のほうが、さらに難易度は高かった!!
ひえぇぇ!!
やってみると分かるが、手を描くのは、バカみたいに難しい。
バランス感覚がちょっとでも崩れると、「違和感」のあるものになってしまう。
それならば、手を上手に描けるようになるための、いい練習法はないか?
なるべくなら、こういう理想的な練習がいい!!
20分間、あーでもない、こーでもないと考え続けた。
・ イチョウの葉っぱで練習するのはどうだろう?
・ ボクシンググローブは?
・ ほかに何かないか?
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ピアノの時も、『練習曲』の代わりになる、理想的な曲はないか?
そういう目線で、200曲以上、レッスン用に自分で分析をしていたものだった。
そして、多大な労力を費やした結果、一番理想の曲、『キラキラ星変奏曲』(モーツァルト)を割り出した。
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『変奏曲』は、その名の通り、さまざまなバリエーションが飛び出す。
なので、モーツァルトのさまざまな演奏技法が、めまぐるしく形を変えながら、この一曲の中に網羅されてるのだ。
分析した範囲では、名曲を扱い、楽しみながら多彩な技術を身につけられる! という点で、この曲が最高だった。
☆ 基礎テクニックの総合練習
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スケールやアルペジオ、スタッカートやレガートといった基礎テクニックから、タッチの繊細さや音色の美しさといった表現力まで、一曲の中にたくさんのテーマが詰まっている。
『ハノン』以上に効く!
左手で16分音符(激速)を求められる場面があったり、伴奏のパターンも多彩。
単なる伴奏ではなく、左手にも表現力が求められる部分もあって、『ハノン』では扱えない、表現の連携も磨ける。
☆ 音楽的表現力の養成
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変奏曲は、同じテーマをさまざまな解釈で弾き分ける練習になるので、毎日弾き続けることで音楽的な表現力がグッと深まる。
明るく軽やかな演奏から、ちょっとシリアスな雰囲気まで、表現の弾き分けを一曲で練習できるから、演奏者の音楽的な深い表現力も鍛えられる。!
☆ 楽しさと飽きない多様性
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『ハノン』や『ツェルニー』みたいなツマラナイ練習曲と違って、これそのものが偉大な作曲家が手掛けた名曲!
しかも、ブロックごとに異なるアレンジでスイスイ進むから、飽きが来ない!
みんながやるような「練習のための練習」ではなく、モーツァルトの名曲の中に、しっかりとした技術トレーニングまで織り交ぜられる、この曲自体が基礎練習でもあり、応用練習でもある、一石二鳥の練習!
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🔲 同じような、理想的な方法はないか?
……そういうわけで、実は『ピアノの先生』のほうでも、教えるために、多大な努力を費やしていた。
人の何倍も優れた結果になる! と言ってるのだから、そうなるための理由はコチラで用意している。
普通に教えるだけで、人の何倍も優れた結果にはならないよ! 先生側も、相当な準備をしてるからこそ、そうなれるのよ。
まあ、私の場合はそれプラス、『霊能力』というスゴ技まで繰り出したレッスンをしてるので、それもあるけどね。
……で、ピアノのときにそういう知識と経験を持っていたものだから、普通の先生ではない。
その先生が、絵に対して、どういうアプローチをとったか?
手の練習法! 理想的な練習法を見つけた!
それが、『フォーク』のデッサン。
やってみると分かるけど、意外に難しいよ。
ちょっと油断すると、『プラスチックのフォーク』みたいな安っぽい質感になってしまう。
ステンレス製のフォークに見えないとダメ。それを見ながら描いてるのだから。
どちらにしても負けてるので、もう一度、作戦を練り直して再挑戦だが、このように、思考の過程ごとメモしながら、パターンを変えながら挑戦して『ヒット系』を探りに行ってるのだ。
ただ描き続けるだけでうまくなる! 毎日描けばうまくなる!
なんて誰が言ってる? ならないよ。
自分が教えてるピアノの手法を絵にぶつけると、こういうアプローチになる。