☸『カタカムナ』 全80首の意味−第10句の解説−
『カタカムナ』、それは【封印の扉】を開ける 真実の鍵 のようなもの。
私たちの世界では、長い間、本来とは違ったカタチの『神話』が語られてきました。
そのストーリー展開に対して、『カタカムナ』は、「それは違う! 真実はコウ」と訂正をかけています。
これまで耳にしてきた、イザナギ&イザナミの神話の物語は、実は天界の神様のお話ではなく、日本の国家(政治)を形成する比喩 だったのです。
どおりでおかしいと思ったでしょう? イザナギの通るところに、ポコポコ土地が生まれたり、神々が生まれたり……
文字をそのまま追いかけると「なぜそのような話になるのか?」と、キョトンとしてしまう内容なわけです。
『神話』は文字通り読んではいけない
その文字の裏には、〝隠された比喩〟がある。
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そして『カタカムナ』はここから『日本神話の謎』を解き明かすパートに入ります。
世の中に知られている『神話』は、間違ったカタチで伝わっていた
その神話の核心に迫り、神様自らが『カタカムナ』を通して、日本神話の深い真実を蘇らせる。
『カタカムナ』によって古代の様子が明かされる。
神々の手によるこの地の創生の様子は、どのようなカタチだったのか?
神様の語る『天地創造』のシーン をご覧ください。
私の解説を、第1句から順に見てる方は、すでにご存知だと思いますが、私の『カタカムナ』の解読は、学者や研究者のような、一般人としてのアプローチ法ではありません。
『神様の声を聞いて、その神様の声を伝える』という、限られた人にしかできない手法をとっています。
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今から聞く話は、神様の声を聞いてまとめたモノ。
今回は、訳から解説まで、一気に行きます!!
神々の語る『天地創造』のシーン
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『カタカムナ』 第10首
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メグルマノ ミナカヌシ タカミムスヒ カムミムスヒ
オノコロシマ カムナホグ アメツチネ ハシマリ
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【漢字に直すと?】
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巡る間の 天之御中主 高御産巣日、神産巣日(造化三神)
淤能碁呂島
神名祝ぐ 天地根 始まり
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【この句の意味は?】
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ビックバンの後、宇宙にはたくさんの星が生まれ……
天ハ 地球ヲ 指サシタ
高天原の 天之御中主神 が……
天と地を結ぶ光の柱で、おのころ島 を作った!
(古事記では、イザナギ&イザナミとなっているが、天之御中主神が正しい)
天之御中主によって、高天原から穴が空き、霧の中で地上が形成されていった。
それが、「おのころ島」……
天地(あめつち)の始まり
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【解説】
高天原の神々が、「ここに似た景色を地上に作ろう」と高天原内で〝地上の景色〟の原型を作っていた。
それがある程度完成して、転写の運びとなった。
やり方は、高天原から穴が空いた。巨大な穴。
そして、光の筋が伸びた。
『日本神話』ではその様子を『イザナギ&イザナミが天日矛で海をかき混ぜた』と表現しているが、
『カタカムナ』では「それは違う」と訂正していて……
これらの句を通して、天地創造の様子を語っている。
天地創造の描写を総合的につなげると、こんな感じになる。
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昔、学校で『大陸移動説』という話を聞いたことがあると思います。
原始の地球は混沌とした、生命のない星だった。
やがて、海と大陸が形成され、太古の生物が現れ、恐竜時代となり、現代へ……
『日本神話』の伝説の中では『おのころ島』が聖地としての描写になってますが、実際には一つの島だけでなく、日本列島全体が、世界の中でも特別な地だったようで
下の世界地図は、太古の地球の 世界が1つ だった頃の、『パンゲア大陸』の地図です!
世界が1つ!!
カッコイイ、キーワードです。
そして、巨大大陸、パンゲア大陸の中で、日本はちょうど地図の中心の〝太陽が昇る国〟の位置に来ています。
右端の緑の部分に、ロシアと中国に蓋をする ようなカタチで……
日出ずる国 (日の本の御国)があります。
日本という国は、世界の中でも特別な地だった!
世界で一番長く、『王朝の歴史』が続いてる国でもありますし、マルコポーロの『東方見聞録』では、『黄金の国ジパング』と紹介されました。
この国が、なぜ世界の中でも特別なのか? それは下の2つの画像を見比べれば分かると思います。
子どもの頃、『四国』と『オーストラリア』が似てる! というのは誰でも気づいたと思います。
人によっては、『九州』と『アフリカ大陸』の類似性 まで気づいたかもしれません。
ところが!! それだけじゃなかった!!
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壮大な話になるので、『その2』に続きます!