🎨 ✍🏻 絵を描き始めた人のひとり言2
違う道で、プロとして活躍してきた人が、ピアノの練習技法を、絵に応用してみたら、『絵描きさん』の定石 とは違う、新たなアプローチ法が生まれるのではないか?
……ということで、技術的に練習したことを少し。
……第2回目。技術的に練習したことを少し。
いや、正確には練習はしていない。意識をしただけ。
では、何を意識したか? というと
似顔絵の意識で絵を描く ということ。
例えば、これはこの前遊びで描いた、ある怪盗の絵だが
参考になりそうな普通の絵を見ながら、まずは頭の中で
ルパンが侍の格好をしたらどうなる? とイメージ。
よーし! この方向性で描いたら面白そうだ! となったら、とりあえずお手本の模写・・はせず、
【似顔絵の意識で絵を描く】
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・ お手本をジーっと見る。
・ 目をつぶって思い出す。
・ 細部があやふやなので
もう一度、確認のために見直す
・ それを何度か繰り返す
・ 頭の中で全体像が再現できたら?
・ いよいよ描き始めるが
お手本を模写しようとする意識では描かない
・ 似顔絵の画家のように
アレを素材にして、自分が「こうかな?」と
思う絵を優先して描く
・ 変に「似せよう」と思うより
「こうかな?」を優先して描く方が画力は上がる
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みたいなことをやってる。
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こーんな感じのことを、絵でも、
イラストレーターの「描き手の意図」のほうに焦点を当てて、分析する。
すると、技術の一つ一つの背景が理解でき、自分の武器として、取り入れることができる。
単なる模写ではなく、『マンガ家の作風』を捉え、指定のお題でさまざまな表現ができる訓練を積むと、自分の画力(表現の幅)は大きく上がる。
なので、こういう絵に自分は人一倍反応してしまう。
こういう技術に、今の自分がやろうとしてるのは近い感じ。
オリジナルの特徴を(似顔絵風に)分析して、それを意図した画風で再現。
器用さで、A×Bの組み合わせを練習し、面白いモノを出そうとする。
そうすると、「自分オリジナルの絵」というカタチが少しずつ出来上がる。
画風であったり、絵の方向性であったり・・・
ピアノでも、ピアニストAとピアニストBの技術を掛け合わせた演奏を教えてるんですよ。そのかわり、事前分析は、私が相当深く、分析して予習してますけど。
1時間のレッスンに対して、3時間の予習です。上級者相手のレッスンの場合。だから、教えてる内容はかなり鋭い、理想的な内容になれる。
その結果、(本人の技術力が高ければ)アマチュアでありながら、まるでプロ本人のような上手い演奏を、ウチのレッスンでは出せてしまう。
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普通の人のアプローチと、全然違うでしょう?
それが、異業種流のやり方なのです。
ピアノの世界にも、いろんなアプローチ法があるんですよ。知られてないやり方が。
よく聞くような、頭空っぽの練習法・・・
というのは、本当は違うのです。
ウチの上級者向けの指導は、中身がガラッと変わるのです。
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🔲 意外なところを褒められてました
完全に、『絵の描き方』としてこの記事は書いていたのですが、riuさんから意外なカタチで褒められてました。
この考え方は、多くの成功法則に通ずる! いろんなものに応用できる と。