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保育業界最大の見本市「保育博2021」を終えて想うこと

みなさん、こんにちは!
カタグルマの大嶽です。

前回からnoteがしばらく止まってました、、😅

常に頭の片隅にnoteの更新を想いながら、その余裕が中々持てなかったのが正直なところ。

12月はそれとの勝負です、、

二日間の過ごし方

さて、今週は保育博ウィークでした。

まず、主催のメッセフランクフルトジャパンの皆さん、本当にお疲れ様でした。

出展企業数168社、来場者数3052名、ともに過去最高の数字になったという最新情報が入ってきました。

益々保育業界を代表する見本市、イベントとして存在感が増した印象です。


私は2日間ともに会場にいまして、ブースの出展、1日目のエデュケーショナルセミナー講演、2日目の主催者セミナー講演と、とても楽しく過ごさせていただきました。

▪️ブースの写真


▪️2日目のキッズコーポレーションホールディングス大塚社長とさくらさくプラスの西尾社長とのセッション

加えて、久しぶりにフローレンスの駒崎さん、カリスマ保育士のてぃ先生、グローバルキッズの中正社長、こどもの森の久芳会長などという業界を代表する皆さんともゆっくりお話をさせていただきました。

駒崎さんは今年の一月以来ですが、駒崎さんのおかげで今のカタグルマがあるので近況報告をさせていただきました。

また、保育のイーラーニングで圧倒的な導入数を誇る保育のデザイン研究所の瀬木さんが挨拶に来ていただいたのは、個人的にはとても嬉しかったです。

ちなみに、1日目のセッションで厚労省の課長と正和学園の斉藤理事長、フローレンスの駒崎さんのセッションは本当に面白かった、、笑
駒崎さん節が全開でした😅

そして、1日目の保育博が終了した後の夕方からはコドモンさん主催の謝恩会にも参加。

▪️当日写真を撮り忘れてしまったのでイメージでも。

その謝恩会はコドモンさんとお付き合いの長いお客様だけをお招きした特別な会だったのですが、そこでは元気キッズの中村社長と奈良県民間保育園連盟の國原先生と40分ほどセッションをさせていただきました。

「笑顔と共感に溢れる園づくり」

というテーマで、二人からたくさんのヒントをいただきました。

このような取り組みをあれだけのスタッフ、コストをかけて実施されるコドモンさん、お客様への感謝の気持ちが溢れ出ている場でした。

いつかはコドモンさんのような組織にしたい、そんな気持ちにさせられました。


さらに、その謝恩会終了後の夜からは、

・檸檬会の前田理事長
・正和学園の斉藤理事長
・ベビージョブの上野社長
・茶々保育園の迫田理事長
・コドモンの小池社長
・奈良県民間保育園連盟の國原理事長
・こでまり保育園の坂本園長

などの豪華メンバーと意見交換会。

今保育業界で最も勢いのあるベビージョブ上野社長が旗を掲げながら、来年に向けて、保育業界をさらに素晴らしい世界にするために、新たな、そして大掛かりな仕掛けが始まりそうです。


二日間を終えての感想


この二日間を経てブースの印象としては、


・ICTのブースがさらに増えた
・デジタル教育分野のブースが増えた
・M&Aやコンサル系のブースが増えた



と感じています。

まさに、トレンドがそのままブースにも反映されているということですね。

そして、講演を聞きながら、改めて今後の保育業界全体のトレンドは、

・多機能化・インクルーシブ
・個別最適化・個別ケア
・質的向上
・業界再編
・多角化

の5つに集約されるでしょう。

特に上記3つにおいては、確かにその方向性に間違いはないと思いますし、そうあるべきだとも思います。

しかし、現実はそんな簡単ではありません。

何よりも大きな課題は、保育人材です。

保育博のあるセッションに参加した一人の保育士の方のTwitterを見ると、

「悲しくなった」

というツイートがありました。

保育園には次から次へと役割を求めるだけ求めて、現場のことを理解したり考えてくれていないということなのだと思います。

これは見方によってはよく理解出来ます。

多機能化もインクルーシブも園児の個別最適化もケアプラン作成も大切ですが、その議論の真ん中には「人材」があるべきです。

そして、その議論は国も含めで弱すぎるのが事実で、給与を9000円上げるのも良いのですが、多機能を求めることの前に働く環境の整備の議論が希薄化されるのは確かに良くありません。

・既存の保育者の働く環境の改善
・多機能化における専門人材の育成
・地域連携による分業化
・上記に対する国の財源確保
・自治体の推進支援体制

これらが重なって初めて機能するわけで、そのど真ん中には、現場で働く方々の環境改善があることを忘れてはいけません。

私たちカタグルマは、その点を常に基軸にしながら、引き続き支援していきたいと思いました。


ちなみに、カタグルマブースは、前回の大阪会場と比べると3倍くらいの成果は出たと思います^_^

保育博での出会いはもはやプライスレスですね。
出展しないなんてもったいなぁと思います。


ではまた!

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