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日本ではあまり報道されないロヒンギャ難民

日本は先進国の中で難民受け入れ率がとても低い国。
そんな日本でもウクライナ難民を受け入れ、先日は石破首相がパレスチナ難民の受けれを表明している。

が、日本においてロヒンギャ難民の受け入れはとても厳しい状況で、日本政府はロヒンギャを難民認定しない方針でいる。
先月、ロヒンギャの男性(44)が日本に難民認定を求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁は25日、男性敗訴の一審判決を変更し、国に難民認定をするよう命じる判決が出された。

このニュースも殆どの人が知らないと思う。
1人の難民が日本政府相手に裁判を継続するのは不可能で、多くの支援者がいて控訴審まで戦えたのだと思う。


隙間だらけで蚊が入ってくる家
配給の食料はバケツで提供される。


子どもは笑顔を見せてくれるが、服はボロボロ、靴はない

僕が取材したロヒンギャの難民キャンプは国連の支援が入っていなくてNGOの支援で運営されていた。

マラリアの危険がある地域で、隙間だらけの家。
食料もギリギリの状態。
インタビューしたロヒンギャの人は、これでもミャンマーに比べたら天国だ!
と話してくれた。

パレスチナやウクライナ、そして少し前のシリアやアフガニスタン難民は多少なりとも報道されるが、ロヒンギャ難民は殆ど扱われない。
そんなロヒンギャ難民のことを少しでも知ってもらえたら幸いです。


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久保田弘信
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