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ジャニーズ性加害問題で巻き起こる当事者、取材者、マスコミへの批判 前略、塀の上より(4)|高橋ユキ


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 適当に選んで使いましたが、台所のシンクにいた小さいコオロギの写真です。どうやってここに入ったのかわからないですが、何度もジャンプをしながらシンクから抜け出せずにいました。

 手の甲の上に乗せて、シンクの外に脱出させました。この日も暑かったと思います。

 コオロギもお盆を過ぎた頃から姿を見せるようです。子供の頃、海ではクラゲが出るといわれ、実際にクラゲに刺されて痛い思いをしたことがありました。

私がこの問題について取材執筆した媒体は、弁護士ドットコムニュースである。ウェブ媒体には、新聞社やテレビ局が運営するものや、週刊誌を刊行している出版社が運営する週刊誌系メディア、またウェブニュースなど様々だ。弁護士ドットコムニュースは弁護士ドットコム株式会社が運営しているウェブニュースである。日頃付き合いがあるのは、週刊誌系メディアと、ウェブニュース。今回の問題についてどこで書けるか考えた時、出版社が運営している週刊誌系メディアは選択肢から外れた。なぜかというとカレンダー問題で面倒なことになる可能性があったからだ。長らく続く出版不況も手伝ってか、いくつかの出版社は、ジャニーズ事務所所属タレントの公式カレンダーを発売している。今後もカレンダーの仕事をするとなれば、都合の悪い報道は避けようとするのではないか。であれば、この問題を早くから報じるのは困難ではないか……そんな想像をした。

その後もこの問題について毎月1本ほど、弁護士ドットコムニュースにてインタビュー記事を出させてもらった。決して多くはない。弁護士ドットコムニュースでは私以外にも編集部の方がこの問題を追っていた。にもかかわらず「弁護士ドットコムニュースのジャニーズ問題記事はすべて、高橋ユキというライターが書いている」と思い込まれたらしく「『つけびの村』というルポで名を売ったライターが次のネタとして食いついたのでしょう」、「裏取引があるのか、金の匂いを嗅ぎつけて騒いでいるのかはわかりません」などとSNSに書かれているのを確認してしまった。もちろん、弁護士ドットコムニュース編集部に対しても「真実を報じて欲しい」といった趣旨の意見が届いているのだそうだ。

 完全なる “後追い” 組であり、フリーランスのライターである私にすら、こうしたネガティヴな意見が届くのであるから『週刊文春』や、声を上げた方々への批判は、私の比ではないだろう。実際に『文春オンライン』では声を上げた当事者たちが、これまで受けた誹謗中傷を振り返っている。

 けっこう長い記事で、下にスクロールすると新たにテキストが読み込まえるというページです。「webゲンロン」とありますが、割と最近になって見かけていると思います。

 6月26日が最初でしたが、これもフリーライター高橋ユキ氏の関連となっています。

 ジャニーズの性加害問題の把握できていなかった経緯をフリーライター高橋ユキ氏の記事で知ることが出来ました。故人本人の話は聞けないのの、それを全く問題にせず、報道の価値を優先しているのは、かねてより疑問がありましたが、その辺りもくっきり鮮明にわかりやすく伝わる記事でした。

 Twitterではブロックされて続けているフリーライター高橋ユキ氏ですが、親交のある弁護士の影響というのも可能性として考えになります。

 独自の経験(主に刑事裁判傍聴)と視点で、いろいろと発見が多いのもフリーライター高橋ユキ氏のTwitterタイムラインの特徴です。最近は長くて4,5日程度と間を開けずに、タイムラインを開き目を通すようになりました。

 昨日にも大きな発見があったのですが、偶然なのかと思えるタイミングでした。

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