【法廷で】「同じ思いの人を作らないで」 自死の女性が残した手紙 被告の男の受け止めは…|熊本日日新聞社
最近、東京の大きな花火大会の話題で、ツイートだったと思いますが、花火は死者を弔う歴史がある、という話を見かけました。
なぜ日本では夏に多く花火大会が行われるのですか? – 國學院大學 https://www.kokugakuin.ac.jp/article/11183
「花火大会 死者 歴史」というGoogleの検索ですが、他は花火大会の事故ばかりで、特に多いのが明石花火大会歩道橋事故です。
次が自死の女性という熊本日日新聞の記事です。フリーライター高橋ユキ氏のTwitterタイムラインのツイートで知りました。
【法廷で】「同じ思いの人を作らないで」 自死の女性が残した手紙 被告の男の受け止めは…|熊本日日新聞社 https://kumanichi.com/articles/1149937
前の事件が懲役12年となっています。被害者が一人だけだったのか不明で、他の同種事件との併合になっていた可能性もありそうです。そういえば併合罪を最近見かけないですが、前はちょくちょくと問題にされていました。
15歳の女子生徒、とありますが、場所はカラオケ店となっているので、路上で襲ったわけではなさそうです。キスだけで懲役8年6月の求刑というのも、量刑の相場からずいぶんと重そうですが、それだけ前の事件が重く評価されたようです。
今回、ざっと記事に目を通したとき気が付かずにいましたが、金銭を奪われ、とあります。前に読んだときは気がついていたと、思い出した箇所になります。
被害者の数が異なりますが、あの事件に似ていると思ったのが、小川賢司裁判官が裁判長となった裁判員裁判で、性犯罪では初めての裁判員裁判ということで注目され、ネットの情報も細かく、量も多くなっていました。
asahi.com(朝日新聞社):性犯罪初の裁判員裁判開廷 被害者に配慮、匿名に - 裁判員制度 http://www.asahi.com/special/080201/TKY200909020192.html
2009年9月2日の記事ですが、これは初めて読んだのか「全国で3例目となる裁判員裁判」という部分が、とても珍しく意外に感じました。
青森の性犯罪、刑確定へ 裁判員裁判で初審理 - 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2403M_U0A620C1CC1000/
有料会員で記事に続きがあるのかわかりづらくなっています。この事件は被告発人小川賢司裁判官のこともあり、徹底して調べ資料を読みまくっていましたが、この記事で3つの事件が2006年7月と2009年1月でずいぶんと間があることに気が付きました。
併合罪は確定判決を区切りとするので、2006年7月の事件も2009年1月の事件後の起訴になりそうです。
懲役14年だと思っていたのですが、懲役15年の判決で一、二審判決が確定するとあります。控訴審でも減刑はなかったという記憶ですが、控訴審になって被害者が示談に応じるなどと変化を見せたというのも珍しい刑事裁判として記憶にあります。
更生を期待するなどと説諭しながら検察の求刑通りの判決を出したのも被告発人小川賢司裁判官でした。
この被告人は子供の頃、千葉県から引っ越してきたような話で、細かいことは記憶にないですが、事件当時は祖母と二人暮らしをしていたようです。いくら調べても祖母の年齢がわからなかったのですが、祖母が生きているうちに塀の外で祖母と会えるのか、気になる一面もありました。
また、資料を読みながら一審の弁護活動にも異常なものを感じていました。