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静かな時間...@京都大原

今月はほぼ一日おきに’京都’です。
西宮に住んでいるのか、京都に住んでいるのかどちらに住んでいるのか
分からなくなります。いつまでこんな生活が続くのかしら…

…っと、そんな忙しい京都時間の合間に昨日、Yummyさんドライブで
大原に連れってもらいました。京都に住んでいる頃はほぼ毎週末行き
どっさり野菜などを買っていました。

この季節は’赤紫蘇’が旬。赤紫蘇と言えば’大原’。紫蘇ジュースを
作るため買いました。

一枚、一枚丁寧に枝から葉を取り、きれいに洗って、
お水と一緒にコトコトと10分程煮ます。
10分経ったら、葉を鍋から上げて、葉が少し冷めたらギュッと手で
絞り、最後の1滴までエキスを絞り出します。
そこに、氷砂糖を入れてよく混ぜ合わせます。
少し冷めたら、適量のクエン酸を入れて出来上がりです!
出来上がりはこんな感じです。

紫蘇ジュース

ロックで飲んでもOK、水割り、ソーダー割りにしてもおいしいですよ~

それでは、ちょこっと’紫蘇 レクチャー’です!

名前の由来:
’蘇’とは’香気が爽快で食をすすめて元気を甦らせるという作用を
示しているのです。中国原産といわれていますが、
日本でも縄文時代の土器とともに種子が発見されており、
昔から広く使われてきた歴史の古いハーブです。

大別して赤ジソ、青ジソ、葉が縮れて赤色のものはちりめんジソ、
青くて縮れているものが大葉。

栄養成分としての働き栄養分での特徴は、何といっても’カロテン’
(抗酸化作用を持ち、動脈硬化予防)の含有量の高さです。

その量は野菜のなかでもトップクラスで、西洋カボチャの約3倍にあたるのです。独特の香りは、’シソアルデヒド’という成分で、これが嗅覚神経を刺激して胃液の分泌を促し、食欲を増進させる働きをするのです。

また、この成分には強い防腐作用もあり、食中毒予防に効果的です。
昔から刺身のツマとして用いられているのも、
こうした効用を考えると当然のことといえるでしょうね。
漢方的な働き東洋医学では、’蘇葉’(そよう)と呼んで胃の働きをよくし、
整腸作用、解熱、食あたり、下痢、夏バテによる疲労を緩和させるとして
用いられてきました。

調理のポイント高い栄養価を生かすには、生食がいちばんですが、
生では一度に大量に摂ることがむずかしいので、ジュースなどがおすすめです。
前述した’カロテン’の吸収を高めるには、油と一緒にとる料理もおすすめです。
炒め物の最後に刻んだ紫蘇を加えたり、ささみ肉に巻いて炒めてもおいしく頂けます。

薬効を期待しての利用法としては、風邪の引き始めに飲むと効果的な
シソ湯があります。刻んだ葉に熱湯を注ぐだけという簡単なのもので、
飲むと風邪の症状が緩和されます。
この様に、’紫蘇’にはいろいろな働きがあるのです。

今夏はこの’紫蘇ジュース’で暑さを乗り切ります!

ハーブのことなどいろいろと訊いてみたいな〜とお思いの方は
是非、こちらのページからお申し込みください。



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