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ポートレート写真は楽しい。

 人物写真が好きだ。
 もっぱら僕が撮影するジャンルは、風景とスナップ写真。
でも、インスタやらX(旧ツイッターという言い回しにくすりと笑ってしまうこの頃)でよく観るのは、風景やスナップではなく、ポートレート写真だ。
 ポートレート写真もたまに撮る。友人を撮らせてもらう。男女関係なく。
 でも残念ながら、そこまでの人脈がないので最近はネタ切れしている。
 
 ポートレート写真は楽しいしむずかしい。
 モデルさんの表情は目まぐるしく変化するし、たとえ同じような表情であってもポージングが変われば印象はがらりと変わる。
 背景のチョイスも大切だし、どこまで背景をぼかすか、とか、天気や時間帯の要素だけで、モデルさんの雰囲気までも変えてしまう。

 元々、人見知りな方ではなく人間という存在はどちらかと言えば好きだ。
 でも、ちょっぴり、学生の頃よりも人間がこわいと思うようになった。
 たぶん、社会に出て多かれ少なかれ社会の波にのまれたからだと思う。

 それとこれが関係あるかは分からないけれど、だからここ数年は特に人が笑っている写真が特に好きだ。なにも満点の笑顔じゃなくていい。
 雑談の中で、くすりと笑ってくれた笑顔の写真でいい。そんな写真が撮れた時はほんとうに楽しい。

 目標、とか野望、みたいなたいそうなものは今の僕にはないけれど、「人をもっと撮ってみたい」というのがささやかな最近の夢だったりする。

 

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