ラジオっていいよね。NACK5とJ-WAVE。
仕事柄、車を運転する時間が長い。
一日、4時間くらいは運転している。
社用車についているカーナビは少々古くて、Bluetoothなんていう最先端(?)な装備は備わっていない。
無音で運転するのは飽きるし、眠くなってくるので仕事時間を彩る手段としてラジオを聴いている。
ラジオに最初に嵌ったのはたしか中学生の時。
埼玉のFM局、「NACK5」は昔から母親が聴いていた。
小学生の頃、通っていたスイミングスクールまでの送迎の車内でかかっていて、なぜかその記憶が鮮明に残ってる。
というか、群馬県南部の人はやたら「NACK5」を聴いているような気がする。近所のパン屋さんでも流れているし、カーディーラーの作業場で流れているのもよく耳にする。
親の影響というのは極めて大きいもので、だからラジオといえば「NACK5」と刷り込まれて育ち、中学生になると、20時から23時まで放送されていた「おに魂」というラジオ番組を夢中で聴いた。
トーク多め、投稿メールもばんばん読む、わりとAMっぽい番組だった。
同級生の中でも何人か「おに魂」を聴いている友人は居て、翌日ラジオの話をしたものだ。
ラジカセは持っていなかったけれど、ウォークマンにFMラジオの機能があり、イヤホンで聴いていた。
有線イヤホンがアンテナ代わりになっていて、寝そべっていたりするとイヤホンが絡まってノイズが大きくなったりした。
そして今、中学生ぶり、実に10年ぶりくらいにラジオを夢中で楽しんでいる。
「NACK5」はもちろん、最近は「J-WAVE」も聴くようになった。
都内に行くことも多いので「J-WAVE」は電波も群馬に居る時よりも強く、聴きやすい。
同じFM局でもこの2局は毛色がかなり異なっていて面白い。
洋楽多め、最新の曲多め、グローバルかつ聡明な話題が多い「J-WAVE」を午前中に聴き、帰り道の午後に「NACK5」にチューニングを合わせると、邦楽多め、懐メロ多め、下世話でブラックな話題が流れる平日お昼。
これが心地よい。
午前中は仕事先の現場に向かうほど良い緊張感も相まって、「J-WAVE」の仕事モードと相性が良く、ひと仕事終え、帰社する帰り道はくすくす笑いながら「NACK5」を聴く。
「NACK5」で流れるCMは埼玉の企業CMが圧倒的に多く、わりと近所の自動車教習所やスーパーマーケットのCMも流れるので、これを聴くと、「ああ、地元帰ってきたなあ」となる。
群馬の温泉饅頭のCMも流れたりするので、埼玉と群馬の近さ(物理的にも心理的にも)を実感したりもする。
最近は「J-WAVE」で流れた良いなあという曲を、自宅に帰宅したのち検索して、改めてじっくり聴く。
この数か月で好きなアーティストが増えてきて良い意味で困っている。
ということでラジオで聴いて嵌った新しめの楽曲を最後にご紹介して締めたいと思います。
ラジオ最高です。
Laura day romance/透明
藤原さくら/Thanks again
tofubeats/NOBODY