『ディズニーランド駅』ではなく『舞浜駅』の理由
東京ディズニーリゾートの最寄駅はJR京葉線の『舞浜駅』です。
実は、東京ディズニーランドがオープンした時(1983年4月15日)にはまだ
『舞浜駅』は存在しませんでした。
『舞浜駅』が開業するまでは
ゲストは浦安駅からシャトルバスで
ディズニーランドへ向うことが多かったのです。
なので、交通の便を良くするため京葉線の
延伸計画が決定し
1988年12月1日に『舞浜駅』が開業されたのです。
ではなぜ、駅名を『ディズニーランド駅』に
しなかったのでしょうか?
東京ディズニーランドの最寄駅を
『ディズニーランド駅』にした方が
覚えやすいなどのメリットが多いように思えますが
実はデメリットの方が大きかったのです。
東京ディズニーランドの最寄駅名(現在の『舞浜駅』)を決める際に
株式会社オリエンタルランド(東京ディズニーリゾートを運営している会社)と
JRも駅名を『ディズニーランド駅』にしようとしていたのですが
ウォルト・ディズニー・カンパニーが『ディズニーランド駅』という案を否定したのです。
もし、『ディズニーランド駅』という名前をつけた場合
ディズニーと関係がない施設まで
『ディズニーランド駅前店』と名前が
ついてしまう可能性があります。
夜の店などに『ディズニーランド駅前店』とついた場合や
駅での自殺や事件などが起きてしまった場合
『ディズニーランド駅』での事故と報道されて
『ディズニー』のイメージが下がってしまう恐れがあります。
このような可能性を考えて
ウォルト・ディズニー・カンパニーは
『ディズニーランド駅』というのを否定したのです。
なので現在は『ディズニーランド駅』ではなく
『舞浜駅』と駅名が名付けられたのです。
『舞浜駅』の由来は別で紹介しているので見てみてください!