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モガミ系 確立について
こんにちはNoiaです。今回は、こちらのツイートよりリクエストがあったモガミ系(1976年スタート)の確立を解説していきます。
何か希望の系統確立あったら何でもどうぞ。難易度スペシャル・エディット無環境で巷にある低~普通難易度の確立と違いますが参考までに。
— H.A (@Aso_music) May 6, 2022
エディットはかろうじて有に変更可で、スタート年はどこでもOKです。#ウイポ9 #ウイニングポスト2022 #ウイポ #ウイニングポスト9
因子1つですが、今作では貴重なST系に化けるのと史実馬が比較的強く確立猶予期間も長期に渡るのでおススメです。更に、モガミ+何かを確立することでリファールを飽和状態のノーザンダンサーから分岐させることができるので、総じて非常に大きなメリットがあります。
難易度は最高のスペシャルで競走馬のエディットは無しですが、観戦補助は必須です。なお、日本5%による確立となっています。
モガミとは
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モガミは、ノーザンダンサーの後継種牡馬であり大成功を収めたリファールと、日本に輸入された母ノーラックとの間に産まれました。その後、現役生活は父の母国である仏国で走りましたがリステッドを1勝のみで引退。
競走馬としては、大失敗したモガミでしたが種牡馬入り後は多数の活躍馬を日本にて輩出。特に、ダービー馬のシリウスシンボリと牝馬3冠のメジロラモーヌ。そしてジャパンカップを制したレガシーワールドが有名です。
一方で、多くの産駒にはその気性の悪さが受け継がれて、酷いケースだとレガシーワールドのように現役期間中に去勢されたこともありこれはウイポ上でも気性難因子として表されています。
晩年まで種付けを行っており、最終的に26歳まで種牡馬生活を送った後2004年に28歳で生涯を終えました。
ゲーム開始前の事前準備
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各種エディットは必要ありませんが、最高難易度なのでデータ引継ぎはしておきたいところ。特に80年代中期~90年代前半はどう頑張っても勝てない超強力なライバルが登場するので、強奪用に各種札や施設増設用の資金があると良いです。
猶予期間は1980~2003年までの23年間
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モガミは1976年に産まれたということもあり、DLCの海外牧場早期開設ボーナスが有効な場合プレイヤーで所有することが可能です。所有しない場合でも史実通り80年に輸入されるのでそこで購入してください。
あまりないと思いますが、自己所有しない場合は1995年に一度種牡馬引退するので、プライヴェイト種牡馬施設を建設して買い取るようにしましょう。
G1級の史実馬が揃っている
牡馬、牝馬ともに核となる史実馬が居ますが小粒な産駒もちらほら。後者はここでは割愛しますがエディット画面でチェックして使えそうな産駒は全頭所有してください。
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モガミは史実より競争能力が多少高めに設定されているので丁寧に育てて絆コマンドを投入するなどすれば、複数のG1を獲って満額種牡馬入りもできます。ここで満額入りできるかどうかで、最終的なモガミの種付け料に影響が出るので慎重に扱うようにしましょう。
なお、無いとは思いますが海外では絶対に走らせないようにしてください(能力的に勝負にならないです)
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モガミの初年度産駒にして生涯の代表産駒。史実ではダービー勝利後、関係者間のいざこざに巻き込まれて離日。2年以上の海外遠征を行っています。結果は残せませんでしたが、ダンシングブレーヴが勝利したあの伝説の凱旋門賞にも日本代表として出走するなど、後年の日本競馬の大きな礎となりました。
ウイポ上でも能力は高く、国内なら敵無しです。スペシャル環境でありながら観戦補助もせず3冠+秋古馬3冠など…無敗で引退し堂々の満額種牡馬入り。
ただし、初期で寿命があまりないので酷使は避けてください。
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脚質に難があり古馬になってからは全敗でしたが3冠は獲りました。ただし、こちらも入厩時点で寿命が半分程度なので普通に育てると3歳で燃え尽きます。満額は厳しいですが800万前後は欲しいところ。
競争寿命の対策としては、温泉施設を建設して月末放牧か、2つ建てて放牧(寿命が回復します)がベスト。優駿の絆にも競争寿命を延ばす効果がありますが、アクティブになるまで時間が掛かります。そのため、温泉のような確実および即効性はないので過信は禁物。
なお、温泉は成長力が"無し"あるいは"普通"の早熟~早め。晩成(超)の競走馬に対して特に有効です。(本格化する前に燃え尽きることが多いため)
それと、新馬追切もおススメです。イタズラにレースで寿命を消耗させることなく、確実に成長度を上げれるのでこちらも活用するといいでしょう。
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時代は進んで1989年。最後の牡馬の大物が登場。能力も高く乾坤一擲の特性は非常に強力。しかし、気性が激(超)なので適正ギリギリのレースでは取りこぼすことが多くなります。
更に、またしても初期の寿命が60程度(MAX100)しかないデメリットを抱えています。それに加えて彼の時代は前後ライバルが強力なので、そのままぶつかっても安定しません。
特に同期のミホノブルボン、ライスシャワー。1つ上のトウカイテイオーとヤマニンゼファー。更に2つ上のメジロマックイーンは全頭強奪必須です。
低難易度であっても、トウカイテイオー辺りは回収しておかないと”事故”る危険があります。
なお、3歳一杯で引退して皐月賞、ダービー。秋古馬3冠で満額種牡馬入りでした。
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続いて牝馬。モガミの初期の産駒であり史上初の牝馬3冠を達成したメジロラモーヌが登場。説明不要の強さでシリウスシンボリ引退後の混合G1を総なめ。"普通"に無双できるので暴れてください。
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ルドルフを輩出したシンボリ牧場産で大きな期待を掛けられておりデビューから3連勝。その直後の桜花賞とオークストライアルでは勝てなかったものの、オークスでは3番人気の高い評価でした。
しかし、本番では競争中止になりそのまま短い一生を終えました。ウイポ上でも早熟かつ寿命が全然残っていないので、桜花賞もしくはマイルCで確実に燃え尽きます。筆者環境では、阪神JFと桜花賞を獲って引退しましたが"生還"して繁殖入り。
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芝適正が噛み合っていないのがネックですが、能力的には悪くなく成長型も遅めで育成する時間は十二分にあります。
牡馬混合を初期で持っていますが、絶対能力的に混合G1は避けた方がいいです。オークスやエリザベス女王杯連覇などまずまずの活躍でモガミの種付け料向上に貢献しました。
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確立目標が1990年前後なので、ギリギリ使う機会があるかないかという産駒です。阪神JFや桜花賞は獲りましたが能力的にそこが限界で後はひたすら惨敗。パワーが伸びなかったのが辛い。それと気性が…(ry)
晩年の史実馬は出番なし
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史実では秋華賞を制しているクラシックホースですが、生年が遅すぎる(1996年)のが痛いです。種牡馬の種付け料は年月と共に低下していきます。90年中期までには確立したいので、ブゼンキャンドルを使わないといけないシチュエーション(00年代に走らせる余裕)は無いです。
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G2を2勝など活躍し、能力も悪くないのですが94年産まれというのが致命的です。まともに稼働するのが97年~というのを考えると、ブゼンキャンドルと同じく使いにくいです。
騎手と調教師選び
気性に問題(荒~激)を抱えた産駒が多いので、それに適した騎手と調教師を選ぶようにしましょう。特に騎手に関しては"折り合い"があるか否かで大分変わるので、迷ったらそこに注目して選ぶといいです。
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自家生産の方針
牡馬の絶対数がやや足りないので少しの自家生産が欲しい所です。特に高難易度の場合、相手関係で事故って取りこぼすケースが多いので尚更。とはいえ、よくあるように5世代~の過剰な生産は必要ありません。
今回は牡馬が登場しない空白期間(85~88)を狙って3世代(15x3)を生産しました。
一見すると能力的に、この時期に種牡馬入りしているシリウスシンボリが良さそうに見えますが彼は仔出しが壊滅的なので避けた方がいいでしょう。
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NHKマイルCとスプリンターズS、マイルCSなどが主な勝鞍で950万で種牡馬入り。古馬になってからの活躍も期待していたのですが、呪われているかのように彼もまた寿命が速攻で尽きたため3歳で退場。
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モガミ産駒らしい気性が激(超)だったので、上限適正ギリギリの2000メートルのレースを避けて短~マイルで活躍。春秋スプリント、マイルCSなど1200万で種牡馬入り。気性の問題で安定感が無く取りこぼしも多かったため、満額には届かず。
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高い能力と広い適正距離のおかげで大活躍し満額種牡馬入り。今回の自家生産でもっとも活躍しましたが、それでも取りこぼすことがたまにあったので80年代後半~相手関係の厳しさが一気に上がります。
94年に系統確立条件をクリア
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93年末にレガシーワールドとグレイトショウリが引退し種牡馬入りした直後に5%を超えており条件クリア。
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総種牡馬数は9頭で、直近で種牡馬入りした産駒はさておき本箱庭内でも最高の活躍を見せたシリウスシンボリの種付け料は脅威の"350"万。
年月と共に低下していくとはいえ寂しいですし、これがあるからこそ94~96年産の史実馬を待たないように確立準備を行いました。
満額種牡馬入りしたシリウスシンボリの種付け料からも分かるように、基本的に系統確立は10年程度で確立させた方がいいです。時間が掛かり過ぎると、その分箱庭負担が増し、所有馬管理や支配率調整なども面倒になってきます。
終わりに
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理論上は自家生産無しで行けるので,RTAではないですが低難易度で尚且つプレイングに自信があればトライしても面白そうです。
後継は架空産駒を推奨します。というのも父系がすぐに断絶したようにシリウスシンボリもユーワジェームスも種牡馬として大失敗したからです。一方で、障害では多数のG1馬を輩出して母父にも入ってきたので、サブシリーズとして障害がメインのウイニングポストがあれば確実に人気種牡馬になると思いますが…まあ無理でしょうね(涙)
次回予告
次回も何か系統確立系をやるかもしれませんが、基本的に淡々とやってるプレイヤーなので機会があれば!っていう感じです。近作の総プレイ時間は凄まじいことになっているように、かなり詳しい部類だと思うので色々お役立ち情報を発信できればいいなとは思っています。ただ、こういうのは他の方もやっている関係上、今回のように誰もやってなかった情報周りを気が向いたら…っていうことでまた次回!
普段はSteam版でプレイしているのでSteam版ベースで解説しております。フレンド登録などもお待ちしています :)