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ダリウス→デリングドゥー系 同一年確立について
こんにちはNoiaです。今回は、73年スタートのSP種牡馬で導入可能なダリウス(父)→デリングドゥー(直仔)系(1973年スタート)の確立を解説していきます。
まず初めに、同一年に"連続して繋がる種牡馬"の系統確立は今作が初のような気がします。違ったらすみません。(例えばブラッシングルーム、アリダーなど全く別系統の同一年確立は9の2022辺りに追加されました)
嬉しい誤算ではあったものの、両馬ともに血統構成、因子どちらも優れているのでおススメ!…と言いたいところですが、リアルマネーDLCがほぼ必須で前提条件が厳しく、総じて難易度がかなり高いので要注意。
ゲーム難易度は最高のエキスパートで各種エディットは無しですが、観戦補助は必須です。なお、世界2%による確立となっています。
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ダリウスとは
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現役時代は、英2000ギニーやセントジェームズパレスSなど複数の短~マイルG1を制すなど、大種牡馬ダンテ産駒のなかでも印象深い活躍をしました。種牡馬入り後も英オークス馬のピアなど活躍馬を輩出。しかし、活躍したのが牝馬に偏っていたため、まともな後継種牡馬はデリングドゥー(クイーンエリザベス2世Sなど)ただ1頭だけでした。
しかし、そのデリングドゥーが種牡馬として大きな成功を収め、なかでもハイトップ→トップヴィルのラインは非常に優秀(本レポートの最後に改めて解説)で、史実とゲーム内における有力の後継種牡馬になります。
こうして、現代の多数の名馬たちの血統表を遡るとその名前を見ることが出来るダリウスですが残念ながら現代では父系存続がかなり厳しい状態です。
ゲーム開始前の事前準備
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国内外の史実馬を駆使して戦っていく+猶予期間が全くないため海外牧場の早期開設DLCがないとそもそも確立不可なので要注意。それに加えて、データ引き継ぎによる多数の札や資金、あるいは牧場施設(特に種牡馬繋養施設レベル2)もないと非常に難しくなります。
それと、SP種牡馬としてダリウスを追加するのもお忘れなく。
2年目までに名声を1000にする
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ダリウス系確立に必要な種牡馬は"全て"欧州で繋養されており、1979年末がリミットな関係上、猶予期間がほとんど残されていないです。
したがって、2年目(1974年)に海外種牡馬の種付け(種牡馬繋養施設レベル3の建設)が出来なかった時点で"詰む"のでこちらも留意してください。
さて、具体的に名声を1000に上げるには初年度から重賞…G1をガンガン制覇していく必要があります。
しかし、初期馬+最高難易度ではとてもじゃありませんが無理ゲーなのでハイセイコー(タケホープ)を6月1週に貰えるDLCを購入する必要があるでしょう。
その後の流れとしては、安田記念に始まり宝塚記念。更には夏競馬で1週放牧あるいは連闘覚悟であらゆるG3~2を勝ちまくりましょう。順調にいけば、天皇賞(秋)の前後には名声1000に届いているので、その時点で最初の"条件"はクリアです。
牧場施設増築の優先度
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国内の種牡馬繋養施設と厩舎は最優先(完了したら同じく欧州)でレベル3にしましょう。
ただし、あらゆる施設をMaxにしている余裕は金銭的ないのでここから先は各々判断で進めてください。並行して少しでも資金を確保するためにハイセイコーなどを筆頭に徹底的に酷使しましょう。
なお、稼いだお金の中から76年末に引退するデリングドゥーの購入資金(9億円)は必ず残すようにしてください。
史実産駒より自家生産に頼る
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厳密にはカムデンタウン、ローランドガーデン(1975年)の2頭がおり、猫の手も借りたい現状から考えるに本来であれば所有したいところなのですが、能力的にかなり不安があります。
しかも、最速でプレイヤーが自家生産を行った際に産まれてくる世代は、モロ被りする1975年なのがネック。そのため、自家生産の結果が優れている場合(河童木と美香の評価が◎ or 各種特殊イベント付き幼駒)は、これらの史実産駒は所有しなくても問題なし。
また、種牡馬入り出来るのは74年に種付けした世代"のみ"ということで、たったの1世代で終わりなのが痛いです。75年組に至っては、そもそも種牡馬入りが間に合いませんが、クラシックまではヘルプが出来るので少しでも種付け料向上に貢献させましょう。(76年組は2歳まで)
ダリウスはSP因子の活性化がハンターコムに比べて難しいのと、成長型早めがネック。次にデリングドゥーはプライベート種牡馬入りする関係上、種付け料に何の貢献も出来ないので除外。以上のことからハンターコムを推奨しますが、気性が荒いので繁殖牝馬の条件としては"大人"と、成長型がなるべく早熟~早めにしましょう。
加えて、母父 or 母方の3代目の父2頭の内どちらかにSP因子がある場合、SP因子の大活性化が"確定"するのでその辺りも繫殖牝馬選びの際は念頭に置いてください。
自家生産馬たちは上々の活躍
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79年末に系統確立条件をクリア
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自家生産馬がかなり活躍したことから、最終的にはある程度安定して確立。なお、冒頭で少し話したダリウス→デリングドゥーの連続確立は全くの"誤算"で、この時点ではダリウスだけ確立するものと思っていました。
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同時に確立したデリングドゥーがこちら。注目して欲しいのは、なんといっても確立直後の段階で世界2.4%なのと欧州4.5%という点です。
コースポしかりこのサイアーラインは若干"下駄"を履いているので正確ではないのですが、それでも更なる系統確立までもう一歩というところまできています。
要は、70年代はハイペリオン系とセントサイモン系が猛威を奮っているので裏を返せば少し頑張ってプレイヤーが特定の系統を補助すれば一気に確立まで持っていけるということです。このことは、70年代という特殊な時代(明きらかに他の年代に比べて系統数が少ない)ことからも明白。
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前回のテューダーメロディのレポートでも触れましたが73年スタートは世界2%および地域5%の壁を越えやすい状態(種付け料の総額目安が低い)です。そのことが一見すると非常に厳しいと思えたダリウス系の確立ひいてはデリングドゥーまでまさかの同一年に繋がった要因といえるでしょう。
後継種牡馬はどれにする?
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ハイトップはトップヴィルを輩出したことに加えて、カラースピンが出たのがあまりにも大きいです。この馬からは、3年連続カルティエ賞最優秀長距離馬に輝いたカイフタラ(90年代最強ステイヤーでゲーム内でも屈指の超長距離砲)。そして、オペラハウスの2頭の全兄弟が出ました。オペラハウスは皆さんご存知のテイエムオペラオーやメイショウサムソン、ニホンピロジュピタなど日本で多数の活躍馬を出した父として有名です。
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後継の後継になるので本来であれば対象外なんですがハイトップを後継にするのであればトップヴィルは外せません。ハイトップがオペラハウスを通じて日本にその血を広めたのであれば、このトップヴィルは欧州を席捲したと言えます。
種牡馬としては一応インターナショナルS勝ちなどがあるシャルダリなどG1馬もボチボチ出ましたが、最も大きかったのはフロリペデスとダララでしょう。前者は歴史的名馬モンジュー(凱旋門賞でエルコンドルパサーに勝利)の母になり、ダララはダーレミ(後のヨークシャーオークスやドバイシーマクラシックを勝つ名牝)を産みました。
更にブルードメアサイアーになってからは、モンジュー他、ベルメッツ(キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス)やイエーツ(2000年代の欧州最強ステイヤー)まで出てくるなど大活躍。
その他、トレヴ(凱旋門賞3連覇の史上最強の名牝)や、昨年の宝塚記念や天皇賞(春)を制したお馴染みタイトルホルダー。更には、シンダー(英・愛ダービー、凱旋門賞を制したパントレセレブルと並ぶ90年代最強馬)など枚挙に暇がないぐらいあちこちの血統表にその名前が連なっています。
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ハンターコムは1978年に日本に輸入された後、自身と同じく快速馬だったトロットサンダー(マイルCS、安田記念)とダイナコスモス(皐月賞)など複数の重賞馬を送り出しました。
ただ、これらの代表産駒が種牡馬として失敗に終わったため現在は父系が断絶しています。後の箱庭の事を考えるとあまりおススメはできませんが血統や因子構成は最も優れています。
終わりに
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改めて73年スタートが持っている"ポテンシャル"を知るいい機会になりました。まあ、そうでもしないと確立されている系統が少なすぎて箱庭がスカスカですからね。とはいえ、スタートダッシュで他にも確立したい系統が多いと思うのでその"枠"にダリウスのラインを入れるかはまた別の話し。
次回予告
次回も何か系統確立系をやるかもしれませんが、基本的に淡々とやってるプレイヤーなので機会があれば!っていう感じです。近作の総プレイ時間は凄まじいことになっているように、かなり詳しい部類だと思うので色々お役立ち情報を発信できればいいなとは思っています。ただ、こういうのは他の方もやっている関係上、今回のように誰もやってなかった情報周りを気が向いたら…っていうことでまた次回!
普段はSteam版でプレイしているのでPC版ベースで解説しております。フレンド申請などもご自由にどうぞ :)
https://steamcommunity.com/profiles/76561198214358489