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シェシューン系 確立について

こんにちはNoiaです。今回は、シェシューン系(1973年スタート)の確立を解説していきます。
シェシューンは、マッチェム系という超零細血統に属しており系統確立することでST系に化けるのが最大の特徴です。
このマッチェム系ですが子系統が存在せず(親系統のみ)79年までにシェシューンのラインとは別の種牡馬から後継を作らないとマッチェム系がほぼ確実に滅亡するので注意してください。
史実馬のみで可能なのと、貴重なST系に加えて、SP含む2つの因子持ち。更には傍流の血なので主に80~90年代に活用する基礎繁殖牝馬用にも最適です。
難易度は最高で各種エディットは無しですが、観戦補助は必須。なお、世界2%による確立となっています。

配合の際は最低でもスタミナ因子の小活性が確定しているのも見逃せない点。

シェシューンとは

1956年に生まれたシェシューンはサンクルー大賞や、バーデン大賞といったクラシックディスタンスを得意としながらも、最強ステイヤーを決める4000メートル級のゴールドカップも勝つなどステイヤーとしての資質も高いものがありました。
この手のステイヤーは平地向け種牡馬としては大失敗することが多い(サガロ、ルモス、アルドロス、ピーアン他多数)のですが、彼の場合、純粋な長距離砲ではなく10ハロンの重賞勝ちもあるなど中距離~であれば距離不問の優れた適正がありました。
かくして、種牡馬入りしたシェシューンは多数の活躍馬を輩出して1970年には仏のリーディングサイアーも取るなど大成功の結果に。
産駒の中でもササフラ(最後に紹介)は特に有名で、その他にも持込馬で安田記念を勝利するなど短~マイル路線で活躍したシェスキイ。更にはロワイヤルオーク賞などステイヤーとして活躍したプルバンなど、自身と同じく産駒の距離適性が広いのも特徴でした。

ゲーム開始前の事前準備

確立にあたって最初に所持する競走馬が1976年産まれなので、引継ぎがあるに越したことはないのですが無くても特に問題無し。
また、77年にカンペーロ、81年にベイヌーンがそれぞれ欧州で産まれるのでそこまでには海外牧場を建設しておきましょう。

猶予は1973~1984年までの11年間

シェシューンは76年末に種牡馬を引退するので、プライベート種牡馬施設を建設して必ず保護できるようにしておきましょう。この年の注意点として他の種牡馬も複数引退するという点です。
具体的には、サモスとバダクシャーンの2頭も箱庭から消える悪夢のような滑り出しになるわけですが、ここで保護するのはあくまでシェシューンであることをお忘れなく。
更にシェスキイとサロスもこの後順次引退するので、必ず購入しましょう。

史実産駒は丁寧に育てる

76年産。父プルバンは唯一引退しない=この馬とアリーナオーを最優先で活躍させる
育てば十二分に強く、適正も広い。
77年産。賢さと気性の問題があるものの能力自体は高い。折り合い持ちの騎手を用意。
78年産。育てば普通に強いです。プルバンの種付け料を上げる重要な役目も。

所有する産駒は4頭のみですが、結論から言うと問題ないです。というのも彼等は非常に優れた共通点を持っています。まずは、成長型が早め(鍋)~遅めで時間があればあるほど有利。次に確立リミットが大分先なのでじっくり育てて引退を急かす必要が無い。そして、初期ステータスは及第点に達している。最後に距離適性が非常に広いという4点です。
これにより、極端な強敵(不安なら強奪してもいい)が少ない国内で手厚く育てることが可能になり順調にいけば4歳半ばあたりからしっかり暴れ始めます。
更に、温泉施設を2段階まで上げておけば適宜放牧を挟んでいる限り寿命が尽きないのでリミット手前までひたすら国内を蹂躙し続ける芸当も可能です。

産駒の運用の仕方

84年末に系統確立条件をクリア

総種付け料は9100万円前後(シェシューンは250万)です。

73年スタートの世界2%の条件は大体6500万程あれば足りるのでかなり余裕をもった確立になりました。上記でも解説したように、史実馬はかなり長期間に渡って現役を続行可能な関係上、プルバン産駒の2頭以外は所有せずとも行けるかもしれません。
たったの2頭を所有して終わりですが計算上は足りているので、やはり73年スタートの確立の容易さがここでも目立っています。

終わりに

79年末に引退するファストバンブー辺りから後継を作らないと親系統マッチェムが滅びます

今回の確立は史実産駒の単純な能力云々よりも、確立までの猶予と産駒の"スタミナ"と"柔軟性"が大事だと改めて思いました。
特に前者は先天的なモノで強化(弱体)が不可能なので、幅広いディスタンスで活躍したシェシューンの血をゲーム内でも活かせている例とも言えます。
そんなシェシューンの後継ですが、プルバンかササフラが有力です。プルバンからは今回の主力として大いに活躍したリンドプルバンが出ましたがその後が続かず。一方で、ササフラの方はシェシューンの最高傑作と言ってもいい活躍(激走)をしました。
──舞台は、1970年の凱旋門賞。この年の欧州競馬は歴史的名馬ニジンスキーを中心に回っていました。秋を迎え英3冠をデビューから11連勝で制したニジンスキーは、ほぼ全てのレースで圧勝する次元の違う強さを誇っていました。
当然、欧州3冠最後の砦である凱旋門賞も余裕で制すると思わていました(ニジンスキー単勝1.4倍)
この結果が見えているようなレースに挑んだササフラでしたが、彼はその年の仏ダービー馬でありながら単勝20倍の4番人気とほぼノーマーク。誰もがニジンスキーによる無敗の12連勝+欧州と英3冠という異次元の記録を確信していました。しかし、その夢を最後の最後でまとめて打ち砕く激走(最後の直線で抜かれるも抜き返す勝負根性)を見せてアタマ差で勝利したのは母国のササフラであり、この凱旋門賞をもって種牡馬入り。
と、まあこれだけ見るとササフラが種牡馬として大いに成功したらドラマがあったんでしょうが、ニジンスキーのその後と比べるとあまりにも寂しい結果に終わり父系は既に断絶しています。ただし、母系に入ってからはシアトリカルやヒシアマゾンなど活躍馬も出ました。

次回予告

次回も何か系統確立系をやるかもしれませんが、基本的に淡々とやってるプレイヤーなので機会があれば!っていう感じです。近作の総プレイ時間は凄まじいことになっているように、かなり詳しい部類だと思うので色々お役立ち情報を発信できればいいなとは思っています。ただ、こういうのは他の方もやっている関係上、今回のように誰もやってなかった情報周りを気が向いたら…っていうことでまた次回!

普段はSteam版でプレイしているのでPC版ベースで解説しております。フレンド申請などもご自由にどうぞ :)

https://steamcommunity.com/profiles/76561198214358489


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