「葬送のフリーレン」第1期終了…って
ついに「葬送のフリーレン」の第1期(2クール分)が終了しましたね。
最初から最後までウィークリーのアニメとは思えない、半端ないクオリティの高さでした。世界観こそよくあるファンタジー物でしたけど、ストーリー、キャラ設定、作画、音楽、演出、声優の演技、原作へのリスペクト。現在の日本のアニメの最高峰を示した作品だったと言っても過言ではないでしょう。
海外の評価もとんでもなく高いみたいですね。きっと来年は賞を取りまくるでしょう。
この半年、本当に金曜日が楽しみでしたが、来週からしばらくはフリーレンの新作が観られないことを思うと、かなり寂しく思います。
ところで最終回のタイトル「また会ったときに恥ずかしいからね」ですが、これってフリーレンが誰かと別れる際に大げさに別れを惜しんだりしないことの理由として出てくる言葉ですけど、うがった見方をすると、これは第2期を待ちわびるファンに向けての言葉だとも思われます。
「必ず第2期で会えるので、第1期の最終回はサラっとでいいよね」って感じ。
だから最終回とはいえ、ことさらに劇的な盛り上がりや次回へのわざとらしいフックを作らず淡々と終わったのでしょう。
何とオシャレなことでしょう。
この辺も凡百の作品とは違うフリーレンの良さですね。
そして斎藤圭一郎監督は「ぼっち・ざ・ろっく!」と「葬送のフリーレン」によって、わずかここ1~2年で日本アニメ界のトップに躍り出た感がありますね。
斎藤監督の次作にも期待しつつ、「葬送のフリーレン」第二期を焦らず待ちましょう。
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