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天才魔導剣士ヴィクター

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私が書き下ろしで書いている「天才魔導剣士ヴィクター」シリーズの一部を公開しています。
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#ファンタジー

そりゃエルフだって殺せば死にます                       ~グ…

第二章  犯人を捜せ  翌日の昼、グリヴァスは重い気持ちを引きずりながら王宮に向かった。…

HiromiShibayama
3か月前

そりゃエルフだって殺せば死にます                       ~グ…

 子供たちの家はそこから歩いてわずか二分ほどの所だったが、一般的な民家ではなかった。大き…

HiromiShibayama
3か月前

そりゃエルフだって殺せば死にます                    …

前回、noteに序盤の部分を載せた「ただいま魔力暴走中! ~「血塗られた祝宴」篇~」の中に出…

HiromiShibayama
3か月前

「ただいま魔力暴走中!」天才魔導剣士ヴィクター/血塗られた祝宴篇 第三章

 ヴァルミリア統一王国において、コストロヴィツキ伯爵家の印象は人によって様々であったが、…

HiromiShibayama
4か月前
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「ただいま魔力暴走中!」天才魔導剣士ヴィクター/血塗られた祝宴篇 第二章②

 翌朝、前後左右に薔薇をモチーフとした王家の紋章が入った美しい純白の二頭立て馬車が颯爽と…

HiromiShibayama
4か月前

「ただいま魔力暴走中!」天才魔導剣士ヴィクター/血塗られた祝宴篇 第二章①

 ヴァルミリア統一王国は、国土の形が東西二つの大陸を繋ぐ橋のような形をしていた。  南北…

HiromiShibayama
4か月前

「ただいま魔力暴走中!」天才魔導剣士ヴィクター/血塗られた祝宴篇 第一章②

 ヴィクターが意識を取り戻したのは、大きなベッドの上だった。柔らかくひんやりとしたシーツが身体に掛けられていた。見上げると天井が高かった。壁にも色鮮やかで豪華なタペストリーが掛かっていて「とても贅沢な部屋だ」とヴィクターは思った。 「ここはいったい」  ヴィクターが呟くと「良かった。気がついたのね。ここは王宮の中よ」と頭のすぐ上の方から声がした。見ると、あの魔獣に襲われていた女の子が椅子に座ってヴィクターを見ていた。サファイアのような深く青い瞳。すっと通った鼻筋。ふっくらした

「ただいま魔力暴走中!」天才魔導剣士ヴィクター/血塗られた祝宴篇 第一章①

第一章 魔獣事件  その事件はヴィクターが十二歳の頃、王宮内の広大な庭園の小道を歩いてい…

HiromiShibayama
4か月前

「ただいま魔力暴走中!」天才魔導剣士ヴィクター/血塗られた祝宴篇 前書き

 無理やりジャンル分けをするとラノベ枠になるかもしれませんが、私としては通常のヒロイック…

HiromiShibayama
4か月前
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