2022年はLagomでいきます
2021年の振り返り
2022年が始まりました。
2021年の2月頭にnoteを始めたので、もうすぐ1年になろうとしています。
一番最初の記事を読み直してみたら、こんなことを書いていました。
皆が旅行に行けなくなり、トラベルグッズを売る私のお店も厳しい状況ではあります。今後どうするか、何をやめて、何を新しくするか、新たな挑戦の始まりかもしれません。正直悩みます。地球の環境の為に物作りを減らすべきではないか?私が作るものが本当に必要な物なのか?とか。。。。今考えていることは、商品や包装に至るまで地球や人に優しい素材を使い、在庫を持たないオーダーメイドにすれば、必要な人に必要な物が届けられるし、無駄が無いのではないかということです。
いや〜去年の始めは今後について方向が定まらず、あれこれ考え迷う感じでしたね。
そんな中、まず取り掛かったこと、それはプラスチックフリー(Plastic Free)を目指して、エコ包装、エコ発送に切り替えたことでした。これはすごく意味のあることで、今後も継続していきます。
5月から4ヶ月間、ロワールワインを紹介するお店にも立ち、いろいろな出会いや経験をさせてもらいました。飲食やbio食品には興味はあります。でもそれを本業にするほど熱中できるものではありませんでした。私はやっぱり物作りが好きなんだな〜と再確認できただけでもやった甲斐がありました。今後は違うカタチでお手伝いできればと思っています。
本業に戻ってからはお店の見直しをし、商品の生産数をかなり減らしました。
今まで作り過ぎていた分を調整し、本当に作りたい物だけに絞った感じです。在庫が減り、捌く為のセールも必要なく、結果的に2020年よりも売り上げは伸びました。
2022年はLagomでいきます
先日、私が商品を販売しているマーケットプレイスEtsyの2022 年トレンドレポートを読んでいる時にLagomという言葉を知ったので、紹介したいと思います。
Lagonはスウェーデン語で「多すぎず、少なすぎず」を意味する言葉だそうです。
レポートによると、
「2022 年は、生活のあらゆる面でバランスを取ることが重視されるようになるでしょう」
「お客さまは、自分にとってちょうどよいものを意識するようになるでしょう。 それは時間の使い方から買い物にいたるまで、広範におよびます」
「 Lagom 」のコンセプトに基づき、お客さまは、質の高い意味のあるものを少しだけ手元に置くことに喜びを見出しつつあります。
2020年以降、私達の生活、仕事の仕方、価値観が大きく変わってきました。
人々が買い物をする時も今までとは違ってきているなと感じます。
「あ〜可愛い!素敵!」だけで買っていた人も、「本当に好き?必要?」かどうか考えて買い物をするようになってきました。
私のお店でも、クリスマスシーズンは毎年プレゼント用にまとまった数をオーダーするお客様がいらしたのですが(特にアメリカのお客様)、昨年は1点か2点オーダーするお客様ばかりでした。そこでも変化を感じました。
フランスは只今SOLDES期間中です。今年はなかなかセール品が売れないらしいですよ。やはり消費者はもう安いだけでは物は買わなくなってきているんですね。
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私のブランドでは2022年、価値のある、質の高い商品をバランス良く提供しようと考えています。そして、もっとクラフト感を出していきます。
折しも今年の8月にHIROMI ✈︎ PARISが10周年を迎えます。
10周年記念企画は小さな“サステナブルチャレンジ”として、アップサイクル 商品を作ろうと考えています。現在、素材集めと企画を同時進行中です。
今年は「多すぎず、少なすぎず」をモットーに、より楽しみながら創作していきたいと思います。
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