柳川さん

一歩踏み出す勇気 前編(3年半で学んだことと、これから)

3年と4ヶ月勤めた大好きなRettyを年末付で退職します。

いわゆる退職エントリはあんまり書くつもりはないのですが、人事採用未経験だった私が3年半必死になって人事採用担当をやって学んだ軌跡と、じゃぁ次何やるのって話を綴りたい気持ちからのポジティブな綴りです。

# Rettyについて

Rettyは最近月間ユーザー数が4,000万人を突破しました!私が入社した頃はちょうど1,000万人を超えた発表をした直後だったので、そこから4倍。自然に増えた訳じゃもちろんなくて、社内の様々な施策やみんなの頑張りを知ってる分、とても嬉しいニュースです(◍•ᴗ•◍)

「昔使ってたけど、使いづらくてやめちゃった!」という方がいたら、だいぶ使いやすくなってるので、ぜひ再度DLしてみてくださいね! iOS Android

# 私の3年半の仕事内容について

社員数が40名くらいだった時に入社して、新卒採用・中途採用・広報・コミュニティマネージャーと様々な仕事を担当しました。後々に仲間や後任が入ってきてくれましたが、最初の1-2年はほとんど1人だったので、目も回る忙しさで、とっても充実した日々でした。

Rettyに入社する前の私は、人材紹介でRAと老舗上場企業で広報と事業開発の経験があっただけだったので、IT業界もベンチャー企業も、そもそも人事採用業務は初めて、エンジニアと話すのも初めて。そんな私に採用業務を任せてくれた武田さんには本当感謝しています。最終日に武田さんが言ってくれましたが、本当に「狂ったように」仕事していました笑

会社は私が入社した頃と比較できないほど大きく成長しました。五反田オフィスはメンバーが増えすぎて空気が薄くなり、オフィス移転。自分が採用した新卒メンバーたちが活躍してくれているのを見ると、採用担当冥利に尽きるとはこのこと。

テレビにも良いご縁が重なって色々出演の機会をいただきました。

個人としては、Rettyの文化の一つである「全員で採用」を会社の規模が大きくなっても体現し続けられたことは大きな成果に繋がったのではないかと思っています。

前述の通り、ほとんが初めてのこと。ほとんどの社員が自分より年下の中、分からないとも出来ないとも言いたくなくて、社会人人生の中で一番勉強したし、努力したし、みんなの中で私の強みって何だろうって本気で考えて、一番成長できた3年半だったのではないかなーと個人的には思っています。

日本酒ポエムも吟じる機会をいただきまして、たった1度の出演なのに「私と一緒に日本酒ポエムを吟じたい!」と飲み会にお誘いいただいたり、退職時に「ポエマーになるらしい」というデマが社内に流れたりしました。

# 3年半で学んだこと

在籍中に私が学んだこと、大事にしていたことは以下のことでした。

・変化を楽しむ 
・結果にコミットする
・自らが一番のユーザーである
・何でもまずはチャレンジしてみる
・他者の強みを理解し、真似る、すぐ聞く、信じて任せる
・誰よりも楽しんで仕事する

ほとんど当たり前のことを言ってるのですが、頭でわかっていても全部実践するのは難しい。これが新卒1社目の時から理解していたらもっと売れてる営業だったかもしれない...と悔やまれながら、ようやく32歳にして理解し、実践できるようになりました。

「変化を楽しむ」はこのフェーズの会社ならではかもしれないですが、めっちゃ大事で、Qごとに大事なことが変わるし、何に自分の頭を使うべきか、毎日頭から煙を出しながら考えていて、楽しまないとやってられなかったかもしれない。

「他社の強みを理解する」「信じて任せる」この辺りは特にエンジニアとか強みが明らかに違う人と働く時に一番発揮するスキルであって、新卒で入ったリクルート(エージェント)ではなかった発想だったので新鮮でした。強みが違う人と働くと、自分の強みをより意識するので、個々が強くなってとっても良いよね。

事業会社の採用担当として、採用うまくいってる他社の戦術を真似るのが王道ですが、その中で自社っぽいやり方を編み出しながら、全社を巻き込んで、成果を出し続ける。苦労もありましたが、振り返ると良い思い出しかない。何より自分の成果として結果が見えやすい環境も心地よく、とても楽しい3年半でした!

# 一歩踏み出そうと思った理由

上述の通り、最&高な日々を送っていたのですが、その中でずっと考えていることがありました。

「この先の人生、何を成し遂げていこうか?」

給与と副業で稼いだお金を(一番のRettyのユーザーになることを心がけた結果)ほとんど自分の胃腸の肥やしにしていた私はある日、ふと考えてしまった。

自由に生きてきてしまった私の人生、何か成し遂げなくて良いのだろうか、と。

そこでふと降りてきた「自分で事業をやる」という選択肢。

今まで1mmもそんなこと思ったことなかったけど、この頃にはこの選択肢しかありませんでした。(全然そんなキャラじゃなかったので、仲良い友人たちにはとっても驚かれてるし、私個人としても「柄じゃないよね」って思ってます)

事業をやるといっても「何をやるか」「誰とやるか」そして「やりたい人が私と一緒にやりたいって思ってくれる」この3つが揃わないと始まらないわけで。

ご縁が重なり、年明けからご心からやりたいと思える事業と一緒にやる人に巡り会い、決断をしました。

# 続きは年明け「一歩踏み出す勇気:後編」で

ちなみにタイトルの「一歩踏み出す勇気」はここから来ています。

「変わらないこと、諦めないことはもちろん大事。でも、変わろうとする想い、変わろうとする覚悟、そして、一歩踏み出す勇気も俺は大事なことなんじゃないかと思います。」

いいこと言うなぁ〜。

新日本プロレスは今年突然ハマった趣味。(今では毎試合njpw.worldをチェックするような重度な状況)

2018年はプロレスも、釣りも、キャンプも、楽しい趣味が増えました。

2018年は個人的には趣味も増えましたが、副業を始めたのも今年の1月。勇気を持って一歩踏み出して、副業を通しても世界が広がりました。副業は今の時代のトレンドになっていますが、ただのお金稼ぎではなく自分の世界を広げてくれるタイプもしくはこれまでの自分の知見を社会に還元するタイプのものだけ選んでやらせてもらいました。来年初めに今までずっと準備を重ねてきたとある事業がようやく始動するので楽しみ🥗🥗🥗

ちなみに、趣味のスナックのクラウドファンディングもあと数日です。こちらももうすぐオープン予定です。

2019年も楽しく色々チャレンジしていきます٩( 'ω' )و

皆さま、2019年もどうぞよろしくお願いします!良いお年を〜

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