ノーベル賞学者 大村智博士のイベルメクチンに関するインタビュー
【激白イベルメクチン】コロナに効果の報告多数―大村智博士に聞く(上)
https://vpoint.jp/opnion/interview/210599.html
【激白イベルメクチン】ワクチン一辺倒では限界―大村智博士に聞く(下)
https://vpoint.jp/opnion/interview/210649.html
ワクチン接種の推奨だけにこだわり、イベルメクチンの使用を抑えている国も多い。----
それには三つ理由がある。一つ目は、今なるべくワクチンで感染拡大を抑えようとしているところにイベルメクチンが登場すれば、そちらへ人が流れてしまい、ワクチンを接種する人が少なくなってしまう恐れがあるからだ。私もそれは困る。
やはりワクチンで防ぐ、病気にならないように打つ。しかしいろいろな事情でワクチンを打てない人、接種してもコロナにかかる人もいる。病気になった人に施すのが治療薬。その両方が必要だが、当局にはその意識が案外、薄い。
二つ目は、ビジネスが関係している。大手の製薬会社でワクチンを製造している企業、それから新薬を開発している企業にとっては、イベルメクチンのような安い薬が出回ってしまえば、自分たちの薬が売れなくなると思っているからだ。
三つ目は、WHO(世界保健機関)やNIH(米国立衛生研究所)が、イベルメクチンを使わせたくないと公言しているからだ。WHOやNIHなどは、大手の製薬会社から資金の援助を得て運営しており、安価なイベルメクチンで大手の製薬会社の利益がなくなると、運営資金が入ってこなくなる。そう言っているのがイベルメクチン推進派の見解だ。
ノーベル賞学者・大村智博士が激白45分「予防はワクチン 治療はイベルメクチン」
米国の救急救命医学領域の医師らによって結成されたFLCCCは、世界各国のイベルメクチンの臨床試験を調査・解析する団体だ。その結果「イベルメクチンは新型コロナに有効」として使用を推奨してきた。
FLCCCが多くの臨床試験をメタ解析(※)したところ、イベルメクチンを予防として投与すれば85%、初期治療で76%、後期治療で46%に効果があった。致死率の改善も70%に上ったのだ(6月21日現在)。
またイギリスの医師や研究者などで構成されるBIRDも、イベルメクチンの使用により新型コロナに感染するリスクが90%以上、死亡率は68~91%減少すると結論づけている。
「イベルメクチン」は新型コロナウイルスの治療薬になり得るか?—大村智
――イベルメクチンの新型コロナウイルスに対する効果は、どのようにして分かったのですか。
〈大村〉
私はノーベル賞を受賞した際のレクチャー論文の中に「ウイルスに効く」ということを紹介しました。多くの研究者はそれを知っていたと思います。
イベルメクチンが新型コロナウイルス感染症の治療に使われ始めるきっかけとなったのが、3月29日にウイルス学の専門誌で発表されたオーストラリア・モナシュ大学のキリ・M・グスタフ教授による「イベルメクチンが新型コロナウイルスの細胞レベルでの増殖を阻害する」という内容の論文でした。以来、各国で臨床実験が開始され、治験の成果を待たずに医師による使用が認められる観察研究が加速するようになりました。
四月にはアメリカのハーバード大学医学部のマンディブ・R・メヘラ教授などによるイベルメクチンの有用性に関する論文が発表され、イベルメクチンによって著しく感染者の致死率が下がったとするデータが示されたんです。
大村智博士×中島克仁 対談①「イベルメクチンは息子同然」
大村博士✖️中島克仁 対談 ② 「薬の供給確保は安全保障の問題」
大村智博士×中島克仁 対談 ③「大手製薬企業任せの薬事行政・システム」
大村智博士×中島克仁 対談④ 「抗寄生虫薬がなぜウィルスに効くのか」
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