
本心を話してもらえると嬉しくて(65/100)
※(65/100)=「どんなことも100日続けると世界が変わって見える」のための100日チャレンジ65日目☺
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小さいころ、お父さんとお母さんが喧嘩しているところに仲裁に入った記憶ってありますか?その時の自分は、どんなことを思って、どんな景色を見ていたでしょう。
「私は役に立たないから、私には本音を言ってもらえない。」という強い思い込みが作られたその思い出を書き換えると、どうなるでしょう🍀
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「相手の本心・意図を引き出す」
というのが、どうやら我が先祖代々の課題の1つである。
そうだとわかったら、思い当たることがいろいろとあり・・・
意識して、まずは家族の会話からやっていってみよう、と思うものの、なぜか「本当はどう思ってるのか?」を聞き出そうとすると、怖さが出てしまう。そんな日々を過ごしていた。
そんなときに、かおちゃんとの出会い💞
グループコンサル(オンライン)で見るかおちゃんは、サラッとした印象の素敵な女性で、「わたしけっこう潜在意識が見えるみたい🎵」という言葉に頼もしさを感じてた。そのかおちゃんが今コーチングを学んでいて、練習をしたい、とのことで「ぜひお願いしたい!」と☺
コーチングの個人セッションを受けるのは初めてで、ちょっとドキドキしながらもワクワク🎵
かおちゃんからまず、潜在意識のことをお話してくださって。
潜在意識の中に、”〇〇しなくちゃいけない。””〇〇してはいけない。”みたいな無意識のネガティブな思い込みがあることで、”やりたいことがあるのにできない”ということが起こる、と。
「この話を聞いて思い当たることはありますか?」
そう聞かれて、「相手の本心・意図を引き出す、が怖くてできない。」と伝えたら、「では、相手の本心を聞こうとした過去の記憶で、何か思い出すことはありますか?」と。
「両親が喧嘩になった時によく仲裁していた記憶があります。でも、ちゃんと両親が仲直りできたっていう記憶はないかも・・・。頭ではわかるんです、今でも一緒に暮らしているんだから、別にそれは問題なかったということは。それに、喧嘩は悪いことではなくて、お互いに言いたいこと言えばスッキリするんだし、とは思うのですが・・・」
もう1つ別のエピソードも話したあと、かおちゃんから「私は役に立たないから、私には本心を言ってもらえない、ていうのがありそうだねぇ。」と言われた。実はもう、そこに辿り着くまでに何度も”本心”というワードが出るたび、泣きそうになっていたので、堪えきれなくなってしまった。
※自分でも思った以上に心に引っ掛かっていたのだと知る🍀
そこで一緒に、そのシーンを回想することに。
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小学生のころだろうか。休日のお昼、家族でこたつに入りながらご飯を食べていた。食べ終わって、父がキッチンにお皿を運びにいき、洗っている。
「ガシャーンっ」お皿の割れる音がして、母の怒鳴り声がした。「何やってるの!集中して洗わないからそうなるのよ!」
父の斜め左後ろに、仁王立ちで腰に手を当てている、怒りの形相の母。父は「わざとじゃない、手が滑ったんだよ~ぉ。」と平謝り。
うちの家族は、母が女王様(権力者・指揮命令する人)、父とわたしたち姉妹は忠実なしもべ、という感覚で私はいた。咄嗟に父をかばおうとキッチンに向かう私。
「どうしたの!?」
母「お父さん、お皿割っちゃってさ!集中力がないのよ、集中力が!」
私「お父さん、わざとじゃないんでしょ?」 父「うん。」
私「お母さん、ほら、お父さんわざとじゃないんだし、しょうがないよ割れちゃったものは~。」
母「いっつもそうなのよ!注意して洗ってれば割れたりしないのよ!」
父は、口のあたりがもごもごしていて困り顔。
3人はギクシャクしたまま終わる。
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どうでしょうか、こういう光景って、よくご家庭であると思うのですが(笑)
そして今度は逆に、役に立てた・本心を聞き出そうとしてうまくいった過去を思い出す。
※今回の記憶が、うまくいかなかった記憶として残っているということは、逆にうまくいったときの記憶も必ずあるとのこと🍀
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中学のころ、母が友人と出掛けて、昼頃帰ってくることになっていた。「お昼に帰ってくるということは、お腹空かせて帰ってくるかな?」と思い、友人さんの分も含めて多めにご飯を作って待っていたら、2人にとても喜ばれた。勝手にやったことだから、ほんとはどうだったのかな?と思って後で母に聞いたら、「嬉しかったよ~。気が利くお嬢さんねぇって友達にも言われたよ🎵」とニコニコしながら言ってもらえた記憶。
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かおちゃん「この時のひろみんは、どんな気持ちでお昼ごはんを作っていましたか?」
私「2人ともお腹空かせて帰ってくるだろうから、ご飯があったら助かるかな、嬉しいかなと思ってました。」
そう、同じように「役に立とう」と思ってしたことなのに、うまくいかなかったケースと、うまくいったケースがある。
🌸うまくいったときは、じゃぁなぜうまくいったのか?
→私が、相手の気持ちを考えて動いたから。
🌸うまくいかなかったときは、じゃぁなぜうまくいかなかったのか?
→私が勝手に、「こうだろう。」と思い込んで動いたから。
そうわかったら、お皿ガッシャーンのシーンをやり直す。
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「ガシャーンっ」お皿の割れる音がして、母の怒鳴り声がした。「何やってるの!集中して洗わないからそうなるのよ!」
父の斜め左後ろに、仁王立ちで腰に手を当てている、怒りの形相の母。父は「わざとじゃない、手が滑ったんだよ~ぉ。」と平謝り。
私「どうしたの?」
母「お父さん、お皿割っちゃってさ!集中力がないのよ、集中力が!」
私「お父さん。お母さんが、お父さん集中して洗ってないから割っちゃったって言ってるけど、どうなの?」
父「集中してたんだけど、手が滑っちゃったんだよ~。」
私「お母さん。お父さん集中はしてたのに、手が滑っちゃったんだって。」
母「集中して洗えば割れません!」
私「お父さん。お母さんは、集中して洗えば割れないって言ってるけど、どう?」
父「じゃぁ、お母さんいつもどうやって洗ってるか見せてくれる?」
母「しょうがないわね!ったく!」と言いながら見本を見せ、父にポイントを伝えていく。
父「なるほど、そうやればいいんだ~。今度から気を付けて洗うよ~」
母「今度割ったら承知しないからねっ!」と言いつつ表情はやわらいでいる。
3人ともスッキリ~✨
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他にもいろいろ、行きつ戻りつ、トータル1時間半ほどセッションしてもらった。
「あの過去がこんな風に書き換わるなんて✨」
まるで魔法のようで、どういう順番だったかはもうあやふやになっちゃってるけど、とにかくかおちゃんがスムーズに導いてくれた💞
「でも、私がいなくても父と母2人だけで解決できたんじゃないかな?って思っちゃう。私が役に立てたという感じがしない。」という私に、もう一度シーンをやり直してくれた。でも、父と母だけでは解決できなかった。
かおちゃん「ひろみんがいたから、2人は本心を話せたよね。ひろみんだったから、2人は本心を話せたんだよ。本心を話せる相手がいるってすごく救われると思わない?」
自分に置き換えてみた。
たしかにそうだ・・・
なんだか急に、とっても心身が軽くなる☺
私は足揉みするのが大好きで、自分と家族以外にも、お友達や、うちに来る訪問看護さんにまで足揉みをさせてもらってわかったんだけど、そうやって触れ合っていると、なぜかポロっと、いつもは話さないようなことを相手が喋ってくれることがある。
私はそれがとっても嬉しいのだ💞
本心に触れることができるのが、とってもとっても嬉しいのだ💞
なのに今まで、”うまくいかなかった方の過去”にひきずられてたから、相手の本心を聞くのが怖くて、いつもいつも「相手の本心はきっとこうだろう。」と自分の中で勝手に察したり思い込んだりする癖がついてしまっていた。そんなんで、コミュニケーションになってたのかなぁって、今や疑問だ(笑)
ちなみに、かおちゃんのコーチングを受けたその日、ちょうど会社のオンラインミーティングがあった。前回のミーティングで、代表社員である主人と私から出した要望に対し、営業部長がなんとなく本心を話せないまま終わったのではないか?と気になっていた。だから、実はちょっと憂鬱だった。
※その日までの自分は、潜在意識に”どうせ私が聞いても役に立てない・・・解決できないし、本心を話してはもらえない”があったから、聞くのは躊躇しちゃうし怖い、だけど気になる、というもやもやグルグル状態だった。
だけど、早速コーチングの効果をそこで実感。
まず、憂鬱な気分は既になくなっていた✨
そして、ミーティング中、主人と営業部長がそのことをお互い正直に話し始めたとき、私はただ、うまくキャッチボールできてないかな?と思うところを「こういうことですか?」と聞いたり、なんとなくあやふやで終わってしまいそうなところを「そのことはそれでいいの?」と確認を取るだけで、なんの気苦労も疲弊もなく終了し、3人ともスッキリできたのでした!(^^)!
なにやらコーチングって、やっぱりすごいぞ💞
そして、それができるコーチや、学んでいる皆さんと繋がることができているって、むちゃくちゃサポート体制ばっちり、何があっても大丈夫って思うの、なんとなく伝わりますかね(≧▽≦)
☆動ける自分になるための方法は、きっとたくさんあるのだろう🎵コーチングはそのうちの1つに過ぎないかもしれない。でも私にとっては”むちゃくちゃ必要なもの・人たちに出会えた”という幸福感でいっぱいなのだ🍀
それを伝えたくて長文に(笑)最後まで読んでくださってありがとうございます☆彡
おまけ
これだけ盛り上がっておいて、次回投稿は
「だけどコーチはコーチングがなくなる世の中を目指している」
です(*'▽')