ずっと言いたかったことを言えた、勝利の日
昨日、ずっと言いたかったことをとうとう言ってやった!
事の発端は、今年の夏の初め。外から自転車のベルのような音がするなーと思っていた。その音は不規則に、ずーっと鳴っている。少しの時間ならやり過ごすけど、長時間鳴っていると流石に不快感を覚える。
窓を開けると、どうやら向かいの家(といっても距離にして1m)のベランダにある風鈴だと判明。「夏だし買ったのかー、でもずっと鳴っていると不快だわ。」と思った。
その後もずっと鳴っている風鈴。無風の時は少しなる程度で気にならないけど、風が強い日はずっと鳴り続けている。「こんなに鳴っていたら、さすがに外すのでは…?」と少し期待したけど、全然外す気配がない。もしかして、こんなに鳴ってるのに鈍感すぎるのか?
ガラスで出来た風鈴なら小さ目の音で可愛い、と思ったのかもしれない。しかし、1m前にぶら下がっている風鈴は鉄器製。高音が近隣半径100mに響き渡っている。
今日も風が吹いていた。厳しい残暑に風鈴の音は涼しく感じる。…が、一方で鳴り続ける風鈴は、風情を通り越して耳障り。イライラに変わる。
「もう我慢できない!!」と思って、アパートの管理会社へ連絡。私が連絡したって、バレちゃわないかとひやひやしながら。なんてったって向かいの家まで1mもないから。なるべく小声で。面倒なクレーマーだと思われたくないから、言葉も慎重に選んで柔らかい声を装って。
その日の夜。用事を済ませて帰ったら、問題の風鈴が外されていた!!勝った!!!あー、よかった。
静かな夜が訪れて、とても嬉しい。…っていうか、夜ってこんなに静かだったんだ~と思うほどだった。
以前、義実家の花を荒らす野良猫がいて、その猫を餌付けしている近隣の人と義母が揉めている、という話を聞いた。物事をはっきり言うタイプの義母は、直接言いに行って戦っていたらしい。
はっきり言えるのカッコいいなー!って私は尊敬しちゃったけど、その話の1年後、まさか私にも近隣トラブルに巻き込まれるとは。
事を荒げたくない、平和主義の私は直談判なんて無理だけど、自分なりの戦い方で解決できたことには満足している。
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後でネットで調べてみたら、風鈴による近隣トラブルはよくあるらしい。
田舎の家で聞く分には風情があっていい音も、(もちろん私も風鈴の音好き)住宅密集地で聞く風鈴は時に不快感に変わる。
東京都環境局のホームページにも書かれているように、風鈴も生活騒音の一部として挙げられている。
音の感じ方は人それぞれ。周りのことを考え想像力をもって、工夫して楽しんでいければ。
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なんか重い感じになっちゃったので、今日この作品観て思わず笑っちゃったのでシェアしておきます。
https://note.com/sengoku_bono/n/n46b0a2f32816
こういう面白い文章書けるの、さすが芸人さんだよなあ!