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日々と日常

今日で12月に手術をしてから3ヶ月が経ちました。
あっという間だったけど、やっぱり長かったような複雑な感じがします。

この記事を書く前にもうひとつ長い記事を書いているのですが、生い立ちを含む難しい話なのでなかなか続きが書けません。考えて書くうちに行き詰まり手が止まる。そんな感じ。
でも私を形作る一片であるし、近々書き上げてUPします。
入院中や治療の記事も思い出すとちょっと辛かったのでストップしてましたが、そろそろきちんとまとめようと思っています。

最近のわが家は心配だった末っ子長男の高校受験も無事に終わり、春休みに入り少し落ち着いた雰囲気です。
末っ子は中学で勉強が大嫌いになってしまいました。上の2人の娘はある意味飄々としていて、やる時はしっかりやる。そんな感じ。
中学の勉強は生徒の成績の中間のレベルで勉強を進めるので、一旦追いつかなくなるとその生徒は置いてけぼりになります。それを補填するのは塾なんだけど、末っ子は塾すら拒否しました。好きな教科だけ高得点を取り、嫌いな教科はボロボロ。興味がないものにはとことん拒否反応。
一応志望校はあったけど、成績を鑑みランクを落として受験。高校は生徒のレベルが一定なのでどの授業もわかりやすいはず。

卒業後は就職を希望しています。男子だから大学へ行くべきとは思わない。でも家庭内の教育に於いて、どこでそんなに勉強嫌いにさせてしまったのか。自己責任と言うのは簡単。でも学生時の子供の勉強への意欲は親の経済力ややる気も直結する。そういう意味じゃ私と夫はきっと子供を放任しすぎた。人生の選択肢を減らしてしまったことに親として責任を感じています。
でも高校合格は勉強嫌いな末っ子なりに頑張った結果。ある意味自由人で、こうと決めたことや好きなことにはまっすぐな末っ子はずっと我が道を歩いて行って欲しいです。

大事な時期に私が入院してしまったことも大きかったのかな。末っ子は将来の話をすると「早く給料をもらって、家族で美味しいものを食べに行きたい」と言います。家事もこれまで以上に手伝ってくれるようになりました。
私は入院から人生観が少しだけ変わったんだけど、夫や子供たちもきっとそれは同じだったのでしょう。

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2月下旬の今年の個展も無事に終了しました。今は毎日の体調の変化に翻弄されながらも、日々制作を続けています。
手術から3ヶ月経った今は、関節の痛みが強く日によっては指の中指から小指までが動きません。私は利き手が両方にあり箸やハサミ、包丁などは左手ですが文字を書いたりカッターなどは右手を使います(クロスドミナンスというらしい…)。
だから日によって左が痛むと絵は描けるけど、ご飯が食べづらい。右が痛むとご飯は食べられるけど絵が長時間描けない。もちろん全身痛くて何もできない日も肩や肘が痛いだけで指は全く痛くない日などいろいろ。

この関節痛の原因は卵巣を取ってしまったことによるホルモンの減少に伴う更年期障害が一番考えられるのですが、他にも腎臓に症状があるので現在経過観察中です。なんとなく手術が終わったら全て良くなるような気持ちになってましたが、お腹の傷も未だに痛むし術後は術後でいろいろあるのですね。


入院前、もしかしたら悪性腫瘍で最悪死ぬのかもしれないと人生を見つめ直しました。手術後腫瘍が良性とわかった時、改めて今を見つめ直した。

死を身近に意識した時、人ってまずこれからを考えるのです。
状況は逐一家族に伝えていたので、家族も私の死を少なからず意識したはず。

大きな人生の転換を経て得た教訓は「その日に出来ることをしっかりやる」こと。だからあれから家族で助け合うことが増えた。正直、これからも何があるのかわからない。イージーモードでも生きて笑っていられることがいちばんじゃないかな。いつ死んだって後悔しないように。


全く関係ないんだけど、今まで「あいみょん」ってその名前から若い子向けのポップソングを歌う人だと思ってたのです。でも実際きちんとアルバムを通して聴いてみたら、少し懐かしめのシティポップな歌詞で曲で、かなり良いなと思ってしまった。
知らないことを知る前向きな気持ちをもっと、好きなことを続けられる気力ももっと欲しい。今はそう思います。


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