🎥 グローバル新卒とは?①「日本の大学で学ぶ外国人留学生のリアル」

日本はニューヨークよりも、ロンドンよりも、ボーダーレスな社会になれる可能性を秘めているアジアの中でも安全性が最も高く、産業構造も広い国です。先端的かどうかではなく、人が安心に働いて暮らすには適した国です。

そんな日本に来日し、日本の大学や大学院で学ぶことを選んだ『外国人留学生』。統計によると現在14万人の外国籍の大学生・大学院生が日本で学んでいます。

このビデオはこうした外国人留学生のリアルを伝えたいという思いで、
私たちの会社と留学生コンテンツ制作チームの共同制作ビデオです。

モナの未来 -とある外国人留学生の就活ストーリー
Pathit Harichantanawong (Thailand) - Producer
Neem Christian Sutantio (Indonesia) - Special Effects and Animation
Dega Putra (Indonesia) - Music and Sound Effects
Matina Anutaraporn (Thailand) - Actor
Trương Thục Anh (Vietnam) - Voice Actor
Rihito Chiba and Eiru Eric Haneda (Japan) - Japanese Translation
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『グローバル人材候補 14万人』
日本を選び、母国のエリート街道を飛び出して「覚悟や想い」を持って学びにきている外国人留学生がいます。現在、日本の大学・大学院には14万人を超える外国人留学生が学んでいます。ひと昔とは違い、特に東南アジア諸国からの留学生が増加しており、日本に希望や夢を持ってくる学生がいます。そんな彼ら彼女らの中の、約9割が卒業後も、日本で住みたい、日本で働きたいという意欲を持っているという調査もあります。

『就職率30%』=就活は日本の常識・世界の非常識
しかし、就職率は30%前後で停滞している。原因はななにか。日本語?文化の違い?企業が受け入れていない?そうではありません。多くの企業は、ビジネスで必要な日本語ができていれば「国籍は問わず優秀な学生を採用する」というのが基本スタンスです。一番大きな原因(ボトルネック)は、『就活』そのもの(日本の常識=世界の非常識)。日本以外の国で、『就活』のような慣習はほぼないに等しいです。卒業後に面接を受けたり、在学中に長期インターンシップを経て、入社するのが常識です。

『アメリカの会社、何社言えますか?』
頭の中でアメリカの会社を思い浮かべてください。私は恥ずかしながら数社です。けどふつうみなさんも同じぐらいだと思います。異国で就活することの難しさは尋常ではありません。単純に知っている企業の名前の数がまず圧倒的に違う。それに加えて、『就活』という日本独特の要素が詰まった採用活動。これは確かに大変そうです。

『郷に入っては郷に従え?』
日本で働くなら、日本式に合わせればいいのでは?という意見もあります。間違いなく、ビジネスで使えるレベルの日本語は習得する努力は必須です。しかし、過去数十年に渡り、留学生の多くは日本式に合わせてきた結果が、就職率30%。日本語が堪能な外国人留学生やナビサイトなどを駆使して日本で就職することのできた現役社会人(元留学生)はみな口を揃えて、日本の就活の大変さをあげます。実際に、就活に適応できず、日本から帰国した優秀な留学生を何人も見てきました。
労働人口減少、国内市場の縮小、海外展開に必要なグローバル人材不足を抱える日本にとって海外との橋渡し役(ブリッジパーソン)になりうる優秀層をこのような状況(就職率30%, 70%帰国)で流出してしまう余裕はないはずではないでしょうか。

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Hiromi Karahashi@JPortbySPeakcorp
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