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プロに任せるということ

年末が近づいてきましたね。
夫のお店の大掃除などもしたりしてるのですが、そこで思ったことを記しておきます。

自分でやりました

お店の内装は大半をDIYで作りました。そういうのが趣味な夫だったので自分でやりたかったようです。その分、とても時間がかかりました。外注するより安くなったのかというと、かかった時間分の人件費(収入ゼロ期間)や、必要な工具代を考えると、さして安くもなかったな…という印象。実際、何割という規模で安くなってるとは思います。が、安さ以上のモノがそこにはありました。

素人の限界

自分たちで見よう見まねでやりました。ある程度の知識はありますが、やはり素人。工具もホームセンターで買えるものです。材料もホームセンターやネット通販で購入。(意外と手に入るもんなのですよ)

ぱっと見、それっぽいいい感じのものができました。まぁまぁしっかりした作りにもなりました。

…が、やはりそこには限界がありました。

経年劣化という問題です。

オープンして5年ほど経ちました。いま、いろんなところにガタが来ています。。。(ノД`)・゜・。
仕切りに使った蛇腹扉(家庭用)はかろうじてネジ1個で繋がってる状態ですし、お手製のごみ箱は枠のネジが今にも外れそうです。天井の張り紙も剥がれかけのところもあります。他にもちょっとしたガタがぽろぽろと。
でもまぁ、それが味になっているところもあるので一概にはダメではないのですが。やはり家庭用のものを流用しているところからダメになってます。うーん家庭用は家庭用。耐久力に問題がありますね。

ここでね、思うわけですよ。最初からプロに頼んでおけば…と。

そりゃ初期投資は大きいです。それなりの料金がかかります。でも、しっかりとしたものが作られます。端から剝がれたりネジが取れたりもしません。長期的に見たら、プロに頼んだ方が良かった箇所もあったなぁと今更ながらに思います。

プロに頼む部分、自分でやる部分の見極め

全部が全部プロに頼んだら、そりゃもうかなりの金額がかかります。早いしキレイだし長く使えるものができますが、それに見合ったお金もかかります。

だけど、自分で全部やるのも考え物。時間かかるし見た目ビミョーだしボロくなるの早いし。

だからこそ、プロに頼む部分と、自分でやる部分をきちんと見極めて実践するのが大事かなと思います。
ちょっとした見た目の内装や、長く使わないであろう小物、棚なんかは自分でもいい。でも壁や天井、扉などの土台の部分はプロに任せるべきだったと思っています。

これってシステムでも同じ

ここまできて、ふと思います。
これってシステム構築にも言えることじゃん、と。

基幹システムやインフラ、全体の土台作りはプロに任せるべきです。自分たちでやると時間もかかるし、できあがりもビミョーなものになります。きっとすぐ綻びが出て長くも使えない。

反面、小さい範囲で使うものや、ちょっとお試しで作ってみたいもの、使う期間が限られているもの、見た目を少し変えたり使い勝手を良くする、そういうのは自分たちでやっていいのかな、と思います。
すぐできるし、早いし、作りながら使いながら調整していけます。

プロだからこそできること

先日のCybozuCircus大阪、1日目のセッションでも、プロだからこそ、というテーマで講演がありました。

Day1 Closing Keynote
プロは顧客の悩みにどう答える?kintoneの提案シーンを完全再現

kintoneの構築を手がける3社が登壇し、顧客の課題に合わせてどのように提案をするのか、ここで完全再現!
自分でも業務システムを作れるkintone。
自分でやる/プロに頼む の境界線をこのセッションで体感いただけます。
Cybozu Circus 2022 大阪より(現在はクローズされてるようです)

ここまでは自分たちでもなんとかやれる。でもこの先はプロに頼まないと厳しいこともある。
ものすごく頑張ったら自分たちでできるかもしれない。でもその労力、時間、学習コスト、結果の品質、そのすべてを統括的に考えると、果たして自分たちだけでやることは良いことばかりなのか…?
これは常に考えておかねばならない課題だと思いますし、自分も気を付けて行かないとなと思っています。

(ちょっと追記)
自分たちでやることを否定しているわけではありません。自分たちでできるのが一番いいと思います!スキル人材を育てるのも大事です。
でもあとちょっとのところ、足りないところ、最初の走りだし、、、そんなところにプロの力を借りるとスムーズに進むのかなって思います(^-^)

毎日なにか書く!(と言いつつ一日遅れ…今日はまじめな話になったね。)

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