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起業前に知っておくとよい【経営に必要な8つの数字】3.利益という数字 利益がだせない原因をしっておく

利益は
そのビジネスを成り立たせる根源。

売上がどれだけ上がっても
利益が出ないビジネスは維持ができない。

いつか終わりがくる。

みんなわかってる。
だから売上を上げる努力をする。

どんどん売上が上がったら
どんどん利益がでる。

右肩上が利益がでる
と思ったら大間違い。

実際に起業してやってみると
この利益を出すことが
思った以上に難しい!
ということがある。

売上をあげることと
利益をあげることが
なぜか連動しない。

なぜでしょう?

原因は大きく2つ。

利益がでていない原因をみつけられない
わかっていても自分をコントロールできない



原因をみつけられないのは
「利益と経費の種類」でも書いたとおりで
数字を活用できていないからです。

今どこに問題や課題があって
どんな手を打って、何をすればいいのか
わからないから。


問題点がわからないまま
ただがむしゃらに頑張るだけでは
無駄な努力が多すぎて
頑張ったのに望んだ結果が得られない。

ポイントがあるということ。

そのヒントをくれるのが
粗利(あらり)や変動費、固定費といった数字。

売上をあげるべきなのか
粗利をあげるべきなのか
経費を削るべきなのか

改善すべき点をみつけたうえで
取り組むこと。

やるべきことを集中させた方が
エネルギーが分散しない。
誰でも1日24時間
時間も限られている。

売上があがっても利益がでない
よくあるパターンに
売上をあげるために
予想以上の経費を使ってしまう
というのがある。

ばんばん広告を打ってしまうとか
取引き先と飲み歩いてしまったとか。

数字をみて振り返る
効果があったか考える

ってことをしないと気づけません。

想定外は。

やるべきことをわかっていたら
やればいいだけなんだけど

わかっていても「できない」
ということがあります。

心が邪魔する。

例えば
「もっと粗利を大きくしなければ」
というとき

売上単価を変えられないのであれば
原価を下げるしかなくて

その原価を下げるためには
今までの仕入れ先を変えたり
仕入れ先に値下げ交渉をする
必要があったりする。

頭ではわかっている。
何をしなれけばいけないか。

でも
今まで長年つきあってきたから。
あそこの社長とてもいいひとだから。

とか

値段交渉するなんて無理。
そんなの得意じゃないし。
自分だけそんなことできない。

とか 

うわっと感情が反応して
できない、動けない、それは無理!
ってなる。

この心の壁を乗り越えることが
意外と難しい。

優しい心は大切なんだけど
「優しい」=「甘い」では
経営はだめなのね。

余裕がなくなればやるでしょと
思うかもしれないけれど
結構追い込まれても
動かない、できないひと、多いです。

逆に壁が高くなり過ぎてて
乗り越えられない。汗

心の壁を乗り越えるコツは
問題や課題が小さいうちにやること。
乗り越える経験をいっぱいしておくこと。

乗り越えられるときに
しっかり自分の心と向きあう。
自分の感情を
コントロールしていくことを覚える。

知識を増やすことも大事だし
自分の心の成長も
経営には大事なこと。


そのバランスが利益をうみだす。

「優しくしてはだめだ」
ってことではないよ。

本当の優しさの裏には
「強さ」があるもの。
甘さではないよ。
道を切り開いていく強さ。

付箋は使いまわしてね。
印刷した紙の裏側は捨てずに使ってね。
プリンターのインク
振ればもう少し使えないかな。

こうるさい。
ケチくさい。
細かすぎる。

心の中で葛藤しながらも
それが私の
日々のメンタルトレーニング。

頭と心を鍛えることで
利益はあがっていくもんなんだよね。



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