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L'Angélus
The Angelus
ミレーは、
パリを離れてバルビゾンの村で生活し、主にサロン・ド・パリに向けて
農民画などを描いていた。
![](https://assets.st-note.com/img/1737813112-WDu3SsBLCvicPAr6GRdjHK8k.jpg?width=1200)
ミレーはカトリックの家に育ったが、
本作品には、宗教的雰囲気が濃いにもかかわらず、キリスト像、マリア像、
十字架といったカトリックの宗教画に
用いられるモティーフが表れていない。
依頼者のアップルトンは、
プロテスタントの中でもリベラルな
ユニテリアン主義に属していたことから、
本作品のコンセプトには、
アップルトンの意向が反映しているのではないかと考えられる。
トーマス・ゴールド・アップルトン(1812年3月31日-1884年4月17日)
商人ネイサン・アップルトンとマリア・テレサ・ゴールドの息子で、
アメリカの作家、芸術家、美術の後援者。