音楽の火を灯し続ける ~オープンマイクで歌ったよ~
こんばんは^^
お元気ですか?
毎日暑いですね。
夏が来ましたね。
昨年末、
クリスマスの前に企画ライブをやらせていただいてから、冬を越え、春を越え、梅雨を越え、
昨日、7月18日、
久しぶりにステージで歌わせていただきました。
もう夏ですよ!
昨日なんて特にめっちゃめっちゃ暑かったですよね!
あ、ステージで歌ったと言っても、オープンマイクのイベントで3曲歌っただけなのだけど、とっても楽しかったんです。自分でもびっくりするくらい。
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この一年ほど、歌う予定だったいろいろなライブが中止になったり、自分のキモチ的にもお客さんを呼んでライブをすることが難しく感じられる中で、様々に気持ちの変化がありました。
最近では、自分にとって音楽ってなんだろう?ほんとに無くてはならないものなのかな?と考えるようになっていました。
ステージからもライブからも離れ、音楽仲間に会うこともなく過ごす日々。
次の目標も無いのでなかなかやる気は湧かないけれど、それでも毎日練習してきたルーティンはなるべく変えないように、いつかライブができる時のために今の技術をせめてキープしたいという思いだけで、がんばって練習を続けてきたけれど、それもだんだん辛くなってきていた今日この頃。
正直なところ、前にも後にも進めないっていうだけ。
少しでも気を抜いたらしがみついているのももう面倒になって、あっという間に音楽から離れて歌わくなっていたかも、と思う。その方が楽だなぁって。
でも、これまで毎日、ずっと音楽のことばっかり考えてきたから、それを手放してやめてしまうほどの勇気もなく、他に何かやりたいことがあるわけでもなく、だからほんと、細々と、ギリギリ、心の中の音楽の火を灯し続けているだけの日々を過ごしておりました。
そんな時、
急に、
日曜日のオープンマイクで歌うことになった時、
すごく久しぶりだし練習も万全とは言えないし、不安がいっぱいだったんです。きっと下手になってる、がっかりさせちゃうんじゃないかって。そしてそんなダメな自分にもがっかりしちゃうんじゃないかって。そもそも私、楽しく演奏できるのか?とかいっぱい。
でもね、すっごく楽しかったんだ!
上手に歌えたとかそういうことじゃなくて、ステージで思いっきり歌を歌うってこんなに楽しかったんだなーって思ったの。
私が私を全部さらけ出せる場所って、やっぱりこのステージの上しかないなー、って思った。上手に歌わなくちゃとか、失敗したくないとか、見られてて恥ずかしいとか、緊張するーとか、そういう感情がだんだん遠くに薄れていってさ、これが私だー!って全開で自分を表現できる、、、こんな場所ってステージの上以外にある?
まぁ私の性格上、普段のライブでもそんなに振り切れて演奏するのは難しいんだけど、昨日は後ろから哲さんのギターがグイグイ背中を押してくれたおかげで、全開で全部出し切れたような気がしています。ほんともう、私の全部絞り出した感じがした。そしていろんなモヤモヤもスッキリ!デトックス!!笑
それで思ったんだよね。
やっぱり私は歌うのが好きだなって。
ライブが好きだなって。
たくさんお客さんを呼んだり、延期や中止がありそうな先が不安定なライブを組むのはまだ難しいけど、どんな形でも、歌える場所があるなら歌えばいいじゃん、って思えたの。
「ちゃんとしたライブをやらなくちゃ」とか形にこだわらなくても、私は私の歌を歌えばそれでいい、私の全部を出し切って歌って、それで何か届けることができたらそれでいい、それだけで素晴らしいじゃん?って思ったんだよね。難しいこと考えず、歌える時に歌いたい歌を全力で歌えばそれで。
だけどそのためには、例えライブの予定が決まってなくても、やっぱり毎日欠かさずルーティンの練習を続けて、時々レッスンにも行って、ちゃんとおしゃれもして、おばさんにならないように運動もして(笑)、準備をしていなきゃいけないな、と思いました。
いつでも、歌える機会があるときは、
私の全てで歌うこと、
いつでも、歌える機会があるときは、
聴いてくれる人の魂を揺さぶるような歌を歌うこと、
この二つを目標に持っていれば
例え次のライブという目標がなくてもまだ練習頑張れるかな。
私は歌うのが大好きなんだよ、って気持ちも
忘れないでいられたら。
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自分の歌や音楽に迷いがある時、なぜかいつも、オープンマイクが私を勇気づけてくれました。音楽を好きな人たちが、自分の毎日の練習成果を持ち寄って思い思いに表現するオープンマイク。そこには、上手いとか下手とかを気にしてる人はあまりいないような気がします。
みんな自分の世界を自分なりに表現していて、そこに上手いとか下手っていう評価基準は必要ないし、そんな目でみることもない。オープンマイクではいつも、そういうことを改めて気づかされます。
初心に帰れるっていうのか、純粋に表現するということ、上手とか下手とか失敗とか、そういうことに縛られて縮こまっていた自分が解放されていくような感覚というのか。。
歌ってこれでいいんだよなーって、自分のステージだもん、自由に表現していい、何にも怖気づくことなんてないはずなんだ、って気づかされるんです。
そういう意味でも、今回はオープンマイクに参加させてもらって本当に良かったなと思いました。こういう気持ちをずっと忘れないでいたいよね。誘ってくれた哲さんに感謝。
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それからもう一つ。
オープンマイクのあった日曜日は、福岡の緊急事態宣言およびまん延防止期間が終了して最初の日曜日だったんだけど(多分)、今回初めて来ましたっていう参加者がたくさんいて、それもなんか嬉しかったな。
みんななかなか自由に音楽活動できない日々を過ごしていて、それでも演奏したくてこうやって集まってくる。そういう人達がいること、そういう人達が集まれる場所があることがとても嬉しい。
中には福岡に越してきたばかりで、歌える場所をネットで探してドキドキしながら来てくれた人もいたりして、なんかね、そういう音楽が好きな人、演奏をしたい人にいつも温かくウェルカムなお店があってくれるって本当にありがたいことだな、と思いました。
そういう場所を無くしたくないし、ずっと在り続けて欲しい。
そして私もそこに参加することで、あたたかいお店・場所の一部になれたことを少し嬉しく誇らしく思ったのでした^^
多くの音楽好きなみんなの
心の中の音楽の火は
小さくてもまだ確かに灯り続けているんだな、
と思えた日。
そしてこれからもずっと
大事に灯し続けていくんだろうな、と思えた日。
そんなオープンマイクの一日でした。
私の心の中の音楽の火も
また勢いよく燃やせていけるかな。
元御縁屋二階店マスターれぼ哲さん
BuRaRiのさとみさん
素敵な時間をともに過ごしてくれたみなさん
この夜に出会えたみなさんに
感謝をこめて
ありがとうございました!
2021.7.19
ウスイヒロミ
【追伸①】
素敵な写真を撮ってくださったるりさん、ありがとうございます!
またオープンマイクでお会いできるのを楽しみにしています♪
【追伸➁】
今回のオープンマイクの正式名称は
『歌酒』うたげ"初心者さん大歓迎‼︎弾き語り&音合わせ大会"フリーステージ
というようです。長い、笑
次回は、8/22の第四日曜17時から、福岡市警固のBuRaRiさんです♫
【追伸➂】
今回は「碓井浩美 with れぼ哲」で3曲歌わせていただきました。
1.アリの歌
2.甘いワナ
3.東京ライン
ギターサポートれぼ哲さん、ありがとうございました!