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蒸留所拡張を申請 サントリーGS
サントリーグローバルスピリッツは、スコットランドのアイラ島にあるラフロイグ蒸溜所の拡張および改修のための計画許可を申請しています。 アルコール業界誌 Just Drinks が報じた。
このプロジェクトには、スティルハウス(蒸留施設)の拡張が含まれており、建物内のスティルの数を7基から11基に増やす予定です。 また、現在使用されているビジターセンターを取り壊し、モルティングビルディングの元の1階部分を復元する計画もあります。 ビジターセンターは敷地内で移転される予定です。
サントリーグローバルスピリッツによると、ラフロイグ蒸溜所には年間約29,000人の訪問者が訪れると見込まれています。
蒸溜所に提案されている熟成倉庫は、同じくアイラ島にあるサントリーグローバルスピリッツのボウモア蒸溜所のウイスキーの貯蔵も担うことになります。 ラフロイグ蒸溜所での変更は、承認されれば段階的に実施される予定です。
サントリーグローバルスピリッツはラフロイグの他にも、グレンギリーおよびオーヘントッシャンのシングルモルトブランドを所有しています。
4月には、サントリーグローバルスピリッツは水素燃料を使用してスコットランドでウイスキー生産を「脱炭素化」する試験を完了したと発表しました。 この試験は、大阪市にある同社の山崎蒸溜所で実施されました。この試験は「WhiskHy」と名付けられたプロジェクトの一環であり、「グリーン」水素に基づく「脱炭素化技術」を使用することを目指しています。
Photo courtesy of Suntory Global Spirits