投資マネーでワイナリー 南カリフォルニア
南カリフォルニアのテメキュラ地域は、温暖な気候と美しい景観で知られるワイン産地。ここに中国からの投資マネーで設立されたワイナリーが増えています。
特に富裕層の間で人気があるのは、ワイナリー付きの住宅。これは、EB-5というアメリカの投資ビザが得られる条件に関連しています。具体的には、105万ドル以上の投資を行い、15人以上の従業員を雇用することで、このビザを取得できる可能性があるのです。
ワイナリー付き住宅は小規模のもので500万ドル(約7億円)程度。年間1万ケース以上のワインを生産できる中型施設では1千万ドル(14億円)、5万ケース以上を生産できる規模のワイナリー付きだと2千万ドル(28億円)ほどになると言われています。
高額な投資物件ですが、アメリカに合法的に居住するビザが取得でき、製造したワインを販売して収益を上げることができるのは魅力です。
その中でも「Good Luck Have Fun」ワイナリーは、注目されている中国系ワイナリーの一つです。このような投資によってテメキュラでは、住宅開発に加え、ワイン生産と観光業も活性化しているようです。ワイナリー付き住宅、酒蔵、食品工場開設などの詳細については ToyodaSake@gmail.com まで。
Photo courtesy of Vivino