初めての英字配列キーボードにHHKBの無刻印を使ってみるチャレンジ③
連載3回目にして、ようやく通常の動作確認に入れます。やれやれ。
取り急ぎエディタを立ち上げて適当にポチポチ打っていきます。
HHKBの日本語配列では、左下にあるFnキーの右に「半角/全角」キーがあり、日本語入力の切り替えが出来るようになってます。
触ってみたところ、この英字配列では一番右上が「半角/全角」キーになっている様子。ふむふむなるほど。
アルファベットの入力は指が覚えているので何の問題もありません。
先程苦労した数字キーも左から順番にゆっくり押していって、改めて確認します。
さて問題は記号キーですよね。
ネットで無刻印キーボードが紹介される時、記号キーの場所が分からなくなるというのが、よく聞かれる意見です。
当然ながらキーボードを目視したところで何も分からないので、これもshiftと数字キーの同時押しを左から順番に押してみます。
あれ、なんか馴染んだ位置で馴染んだ記号が出て来るんだが?
英字配列だと記号キーの位置は、日本語配列と結構変わっていたはずじゃ…
手近のiPad miniでHHKB英字配列のキー配列画像を検索して確認してみると、明らかに位置がおかしい。
そこで僕はひらめきました。
HHKBはキーマップ変更ツールで配列のカスタマイズが出来て、それをキーボード本体のメモリに保存して他のデバイスでも使用することが可能です。
フリマアプリで購入したこのキーボードは、前オーナーによってカスタマイズされている筈だと。
キーマップ変更ツールで確認してみる
PCには既にキーマップ変更ツールがインストール済みなので、起動して確認してみます。
おかしい。画面上に表記されているのはカスタマイズされていない状態にしか見えない。
これには困り果ててしまいました。
やれPCを再起動したり、裏面のDIPスイッチをイジったり、ホットキーでMacモードにしたりと、かれこれ30分。
根本的なことを見逃していたらしい
OSのキーボード配列の設定を、日本語配列から英字配列に変更してなかったという…
勘のいい方であれば、上の文章で書いた恥ずかしい一文で、この違和感に気付かれたかもしれませんね。
はい。英字配列のキーボードを使うのであれば、当然やっておくべき設定を完全に失念しておりました。
まさか壊れてるんじゃ?と怯えながら焦った30分は無駄骨でした。
とはいえ、気づいてしまえばこっちのものなので、Windowsの設定を更新して英字配列に切り替えました。
再起動が必要なのが面倒でしたが、なんとか仕様通りの配列で文字入力が可能になりました。
たったこれだけの事なのに、滅茶苦茶疲れた…