ドイツの働き方 ② 働きやすさ満点!ドイツの柔軟な働き方を探ってみた
ドイツは世界一働きやすい国!労働者にも優しい。
そんなポジティブなイメージが多くありますよね。
実際はどんな働き方で具体的に何が他の国と大きく違うのか知りたい!
そんなあなたに、ドイツ在住歴15年、起業12年私が簡単にご紹介します。
ドイツでの労働時間と休暇制度
絶対に覚えておくべき言葉【Urlaub ウアラウプ】休暇
2種類の意味があります。
①長期休暇 (夏休みや春休みetc..)
②有給休暇 (フルタイムの場合は最低20日/年)
この記事では②有給休暇について書いていきます。
(ドイツでの働き方の種類、有給休暇日数については、自分スタイルで選ぶドイツの働き方 を参考にしてくださいね。)
労働時間について
契約に際し、必ずしも契約書(紙)が必要ではないですが
お給料明細に有給休暇数や社会保障などの
重要な事柄が書かれていますので
必ず毎月もらい、しっかり保管しておきましょう。
フルタイムの場合は大体8時間/日、土日お休みが多いです。
連続6時間働いた場合、自動的に30分間が休憩となります。
強制的に差し引かれますので、ご注意を!
休暇制度 (Urlaub ウアラウプ)
なんといっても、日本での就業との大きな違いはここです。
Urlaub (ウアラウプ)は、必ず休まなければなりません!
逆に申しますと、働いてはいけない日!なのです。
病欠と休暇の関係。そんなのあり!?
これ、一番びっくりされるのですが。
例えば、3週間のUrlaub 休暇を取得したとします。
2週間目に大きな怪我(例えばスキーで足を折るなど)があった場合、
怪我が回復するまではKrank(病欠)となり
Urlaub 休暇期間はストップします。
回復後、新たに残りのUrlaub 休暇期間を取得できるということですね。
もちろんお医者さんの診断書は必須ですが
ひどい風邪を引いた(ことにして)
休暇を長引かせる迷惑な人もいます(いました・・・)
意外と知らない!?Zeitkonto (ツァイトコント)って?
これは日本の働き方にはないシステムですね。
とても効率的で【企業側】、【労働者側】
両者、お互いに良いシステムだと思います。
なぜ日本企業は取り入れないのでしょうか?
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