稽留流産と診断されました(11w1d)
奇跡は起きなかった。
お腹の赤ちゃんの心拍が確認できず、再検査になった私。
3日後にもう一度診察しましょうと言われ、夫と受診しました。
奇跡は起きず、3日前と同じ状態の私の赤ちゃん。ちゃんと頭も体も手足も見えるのに、心臓のチカチカだけは見えなかった。
やっぱりそうか・・と半ば諦めの気持ちと、いやだ!と諦めきれない気持ちが入り混じって涙になってでてきました。
医師は私の泣いている状態も考慮しながら夫に端的に説明をしてくれた。
残念ながらお腹の赤ちゃんは亡くなっているので、自然に出てくるのを待つか、手術で取り出すかの二択である。と。 病院なのでもちろん手術をお勧めされた。 私も夫もすぐに手術を選択した。
理由としては手術したほうが残留物なしにきれいに取り出せるということ、それに日にちが決められるので都合がつきやすいこと。自然にでてくるのはいつになるかわからず、残留物が発生する可能性があるため、手術のほうがいいと判断した。
手術日は3日後に決定。あっという間に決まりました。
診察後すぐに術前検査をし、同意書等の書類ももらって帰宅した。
緊急帝王切開の経験がある私は手術や入院に対する恐怖心はあるものの、いつまでも妊娠を勘違いしている自分の体と付き合っているのもしんどいので早く手術したいと願った。
同時に、妊娠が判明して1か月ぐらい一緒に過ごしたお腹の赤ちゃんとのお別れも悲しくて考えると涙が止まらなかった。
年度末の忙しい時期なので涙を拭いて、朝の診察のあと午後から仕事に向かった。夫は休んだら?と言っていたけど、仕事をしているほうが気が紛れるし、やらなきゃいけないことは山積みだったので行くことにした。
職場についてすぐに、上司二人にそれぞれ報告した。その二人には妊娠したことを伝えていたから。
上司と話しながらまた涙が出てきてしまったけど、無事に報告ができました。
さて、3日後は手術。一泊二日です。医師から手術後1週間は仕事を休んだほうがいいと言われたので、同僚には子宮筋腫を取る手術をするので1週間休むと伝えました。
深く考え込むとつらくなるので、なるようになる、精神で向かいます。