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【切り抜き】絶対に抑えるべき売上の考え方 ☆いつかカフェをやりたいと思った時に読むべき教科書☆

今回は「いつかカフェをやりたいと思った時に読む教科書」の切り抜きです。
絶対に抑えなければならない売上の考え方の基礎的な部分についてご紹介します。

本編では、この内容に加え、カフェを開業するにあたっての計画段階から開業までのプロセスを順を追って解説しています。コンセプトの作り方、店舗デザイン、資金調達など様々な観点から7万字を超える量で、この本が一冊あれば充分と言える内容となっています。

そのごく一部ですが、ご興味のある方は御覧ください!


売上の基本公式

売上は以下の公式で計算できます。
売上 = 商品価格 × 販売数(顧客人数) × リピート数
この公式の各要素を理解しておくことが大切です。
■商品価格
商品に設定する価格。顧客が支払う金額です

販売数(顧客人数)
どれだけのお客様がカフェに訪れて商品を購入するか

リピート数
一度来たお客様が、何度も繰り返し来店する頻度
価格設定はこの3つの要素に影響を与えるので、適正なバランスを見極めることが重要です。販売戦略にも関わることですが、商品価格が低ければ販売数を伸ばさなければならない。逆に商品価格が高ければ販売数は上記にくらべ少なくても目標値に達成しますが、売りにくくなるなど、様々な視点から検討することが必要です。


商品価格の内訳

商品価格には、以下のような原価やコストが含まれています。これらの要素を考慮しないと、適切な利益を得ることが難しくなります。
■原材料費
商品を作るために必要な食材や飲み物のコストです。コーヒー豆、ミルク、フードメニューの材料など、昨今の物価高も考慮に入れなければなりません。
■人件費
スタッフの給与や雇用に関する費用です。特に調理や接客の時間に対する人件費を適切に見積もることが必要です。
■その他経費
家賃、光熱費、広告費、設備のメンテナンス費など、カフェの運営に必要なさまざまな経費です。
これらを加味して、価格設定をする際には利益率を確保することが重要です。一般的には、原材料費が商品価格の30%以下になるように設定することが望ましいとされています。
商品ラインナップと商品価格を考える上で、利益率をいかにアップさせるか、が重要になってきます。一般的にドリンクは利益率が高く、フードは利益率が低くなります。利益率とは商品価格に対しての利益の割合です。
カフェで軽食を注文した時に「一緒にドリンクなど如何でしょうか?」と聞かれた経験はないでしょうか?これは利益率を上げるためにドリンクの注文を促しているのです。また、セットメニューも効果的です。お得感を持たて利益率のアップを図りお客さんに満足してもらえるよう設計されています。
商品価格は、原価(原材料費)に加え人件費や様々な経費などを考慮しながら決める必要があります。以下商品価格の内訳等について項目別に紹介します。


コンセプトに合ったメニュー選び

メニューは、カフェのコンセプトと密接に結びついている必要があります。例えば、「健康志向」をテーマにしたカフェなら、オーガニック素材や低カロリー、グルテンフリーのメニューが中心になります。一方、「リラックスとくつろぎ」がテーマのカフェなら、ゆったりと楽しめるラテやスイーツが主力になるでしょう。

例えば、インスタで話題の「ナチュラルカフェ」では、地元で採れた新鮮な野菜を使ったサラダや、発酵食品を取り入れたメニューが人気です。カフェ全体の雰囲気やデザインとメニューが一致していることで、より強いブランドイメージを作ることができます。


ご覧頂きありがとうございました。

本編では、この章に関して、さらに以下の項目が記されています。

・原材料費と利益率のバランス
・季節メニューやイベントの企画
・SNS映えを意識した商品開発
・試食会や試験販売でのフィードバック
・収益を安定させるには?

冒頭でもお伝えしたように開業するにはこの一冊があれば一通りのことが理解でき、あとは行動するだけという内容構成になっています。

カフェを開業しようとお考え方の方にお勧めです。


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