はなぶさ日記:人生は「どう生きるか」よりも「どう死ぬか」を考える方が大切という話
皆さん、おはこんばんにちは。
英です!
今日はタイトル通り、どう死ぬかに重きをおいて考えていこうと思います。
(人生論の話であって、自○の事ではありません)
皆さん、人生楽しめてますか?
「毎日ハッピーだよ☺︎」
って方もいれば、
「このまま同じ生活でいいのかな」
と不安を抱いている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
本記事は後者の方向けとなってますが、是非皆さんの読んでくださると嬉しいです。
なるべく分かりやすいように、僕の実体験を交えながら話していこうと思います。
では早速本編に参りましょう!
1.なぜ「どう生きるか」よりも「どう死ぬか」について考えるのか
まずこの記事を書くに当たって、2つの考え方の違いを明確にしておく必要があります。
初めに皆さんには、人生とは死というゴールテープが張られた直線だと思ってほしいです。
そして、スタートラインが生まれた地点です。
「どう生きるか」は、そこからゴールに向けて自分がやりたい事をしながら歩を進め、テープを切ると死ぬというイメージす。
反対に「どう死ぬか」は、動かずともゴールの方から近寄ってきて、テープを切ると死ぬというイメージです。
平たく言うと、死に向かって行くのか、死の方から迫ってくるのかという違いです。
どちらも結果的に死ぬことに変わりありませんが、なぜ「どう死ぬか」を中心に考えるべきだと思ったのか。
それは、人は生まれた瞬間から死へのカウントダウンが始まっている、と考えているからです。
なんて希望のない事を言うんだ!と怒りの声が飛んできそうですね。
確かに、生まれたての赤ちゃんを見て「この子にも死が迫ってきているのか」なんて考える人はまずいないでしょう。
しかし、死は必ず訪れます。
この世に絶対はない、なんて言葉がありますが、死は絶対です。
今この記事を読んでいるあなたが死ぬのは明日かもしれないし明後日かもしれないし、何ならこの記事を読み終わるまで生きているかも不確実です。
そう考えると、人生は短いものだと思いませんか?
出来るだけ充実した人生にしたいと思いませんか?
のんびり暮らしていければいいというスタンスの方もいらっしゃると思います。
考え方は人それぞれなので、それはそれで尊重します。
しかし、その間も死は迫って来ています。
僕はせっかく両親から命を授かったのだから、全力で生を全うし、この世に僕が生きた意味を残したいと思っています。
そのためには常に夢を持ち、どんなに高い壁が立ち塞がったとしても、乗り越えるまで何度でも挑む。
そしてそれを繰り返す。
すると、今までは障害だったその壁も、いつしか自分のバックボーンになるはずです。
そうして乗り越えた壁の数だけ、人として厚みが出るのだと思うのです。
2.人は選択が苦手
続いて、より人生を有意義に過ごすためには何をすべきか、具体的に考えたいと思います。
皆さん一度は言われたこと、もしくは考えたことがあるんじゃないでしょうか?
「何かやりたいことはないの?」
「自分は何がしたいんだろう」
と。
就職にしてもそう、結婚にしてもそう、部活にしたってそうです。
人生という道を歩いている時、今までは何も考えずただ真っ直ぐ歩いていればよかったのに、急に分岐が現れると、新しいことへ挑戦する事への不安から立ち止まってしまう。
それは至極当然の事だと思います。
しかし、その時間がもったいないのです。
つまり、人生を有意義なものにする為には、悩む時間を減らす事が重要です。
皆さんはファーストチェス理論というものをご存知でしょうか?
これはチェスにおいて、5秒で考えた1手と30分長考した末の1手は86%の確率で同じ手になるというもので、これは何かを選択するという場面のほとんどに当てはまりまると思います。
僕は割とこの理論を信じています。
というのも、僕もどちらかと言うと優柔不断な方でしたが、何かを選択する際、結局自分の中には既に答えがある場合が多いからです。
その根幹には、これまでに経験してきた小さな選択や個人の性格が関与しているのかもしれません。
要するに、自分の経験則を信じて生きた方が、悩んで選択に時間をかけるよりも充実した人生を過ごせるのではないか、という事です。
以下では、自分の好きな事を信じて選択した場合と、自分の気持ちを捻じ曲げて選択した場合の僕の経験談をそれぞれ書いているので、参考程度に読んでみてください。
3.英の実体験(1)
僕は今24歳です。
人によって見方は分かれると思いますが、自分ではそれなりに生きてきたなと思っています。
しかし、僕が人生に充実感を感じていたのはたったの2年間だけです。
それは、高校1年生の冬から始めた陸上競技の部活動でした。
それまでは何をしていたのかと言うと、小中と5年間野球をやっていました。
小学生の頃、特に野球は好きではなかったのですが、近所の友達が野球クラブに入っており、何度も誘われた末、5年生の頃入団を決めました。
そして、特に成績も残せぬまま中学へ進学し、やりたい事もなかったのでとりあえず野球部に入る事にしました。
しかし、これがよくありませんでした。
お遊び気分で入った野球部は力のある方で、大会で優勝を取れるほどの強豪でした。
練習は平日の部活中のみで、土日は試合。
もちろん特に野球が好きで入ったわけではない僕は、3年間ベンチを温め続けていました。
そんな僕の唯一の得意技といえば、試合中に選手が飲む粉ポカリの濃度を丁度良く調節する事くらいでした笑
その為、野球しか経験してこなかった僕ですが、高校ではもう野球部に入るつもりは毛頭ありませんでした。
しかし、一応スポーツマンとして過ごしてきた僕は、帰宅部のままいるのも暇だなー、とも思っていました。
そんな時、2人のクラスメイトが僕を陸上部に誘ってくれたのです。
初めはドMが入る部活だと思いましたが、元々走る事は好きだったので、入ってみようかな〜と、何となく入部を決めました。
するとこれが面白い面白い。
僕は長距離を専門にしていたのですが、練習すればするほどタイムで自分の成長が分かる快感に、僕の心はあっという間に陸上競技の虜になりました。
それからは休みの日まで毎日練習し、課題を見つけてはそれにあった練習法を考える日々。
するとタイムもぐんぐん伸び、3年生になる頃には副長距離長にまで昇り詰めました。
それほど実力があったわけではないですが、陸上部は僕にとって適材適所だったわけです。
まさに充実した2年間だったわけですが、それには自分の直感を信じて好きな事を選んだ結果だと思いました。
4.英の実体験(2)
皆さんは今どんなお仕事をされていますか?
また、将来どんな仕事をしたいと考えていますか?
僕は大学生の頃、お菓子がとても好きな事、子供がとても好きな事をリンクさせ、お菓子で子供を笑顔にしたいという想いから、とある製菓メーカーを第1希望に就職活動をしていました。
しかし、色々調べるうちに、他にも良い条件の会社がたくさんある事を知りました。
年収がよかったり休みが多かったり、それはそれは選び放題でした。
そして色んな会社の選考を受け、内定もそれなりに頂くことが出来ました。
そのうちの1つには、第1希望の会社も含まれていました。
しかし、給料や待遇に目の眩んだ僕は、初めの「お菓子で子供たちを笑顔にしたい」という軸がぶれ、最終的には製菓ではないメーカーへ就職する事にしました。
すると、研修中や同期と話しているうちに、本当に僕はこの会社でよかったのかなと不安や違和感を感じるようになりました。
すると、その不安は見事に的中。
僕は業務が原因で鬱病を患いました。
幸い今は元気を取り戻しつつありますが、やはり自分の軸がぶれると幸せは掴めないのだと改めて気付かされた出来事でした。
(詳しくは以下の記事に記載してますので、初めて僕の記事をご覧になる方は読んでいただけるとより分かりやすいかなと思います。)
5.終わりに
まとめになりますが、「どう死ぬか」を考えると、人生の見方が変わります。
時間は有限とよく言いますが、そうだよねとは思いながらも、どこか先の話だと感じてはいませんでしょうか?
しかし、「どう死ぬか」を考える事で、より時間に対して敏感になると思います。
今のつまらない人生を変えたい、もしくはより充実したものにしたいとお考えの方は、何か新しい事を始める事をオススメします。
他人や環境に流されず、自分が好きな事をやる。
これが幸せを引き寄せる方法なのだと思います
しかし、それには自責が伴います。
趣味程度で好きな事をやる分には関係ないと思いますが、もし自分が好きな事を部活や仕事にしたい場合、何か思いがけない事態が自身に降り掛かっても、それはあくまで選択した自分に責任があると考えるべきです。
僕はその気持ちを持って、今、小説家という道を目指しています。
毎日がとっても楽しいです。
今勤めている企業に戻って安定を取り戻すより、自分が好きな文章で表現する事を人生の軸に据え、生きていく方が、人生何百倍も幸せだと思います。
僕にとって、人生とはお金がどうこうではないんです。
自分が好きな事をやって生きる。
それでお金が貰えればラッキーくらいの感覚でいいと思います。
しかし、守るものがあると話は変わってきますよね。
経験はしていませんが、それも心得ているつもりです。
ですので、この記事は若い男が個人の意見を述べているものだと軽く流してもらって結構です。
ただ、今人生が苦しいと感じている方の道標になればいいなと思っております。
最後になりますが、自分が好きな事をやって生きるのもありだと思います。
そのためにはうつつを抜かしている暇などありません。
なぜなら人間は、「どう生きるか」よりも「どう死ぬか」が大事だからです。
最後までお読み頂きありがとうございました☺︎
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
バイバイ👋