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満たされていると孤独を愛せる 【満たす】の大切さ

誰かと関わることも楽しいものです。

私たちは1人では生きられませんし、自分にいいことがあった時には誰かに聞いてもらいたい、自分に悲しいことがあった時にだって、気持ちを聞いてもらえるだけで安心出来るものです。

私たちはいつだって「1人でなんとかしなくてはならない」とか「自分でどうにかしなければならない」と思わなくていいのです。

心の支えになってくれる人や場所は必ずあります。

心の支えというとなんとなく密に救い合うようなイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。

あちらこちらでがっつり抱擁するように繋がらなくても、小指1本軽いタッチな繋がりを各所に持っておくと、気が付いた時に「あぁ、いてくれて良かった」「ここがあって良かった」と思えていたりします。


ただ、人は自分で自分を満たせるようになってくると
人との密な繋がりをそこまで欲しなくなります。

寂しい時、誰かと繋がりたくて仕方がない時は、端的にエネルギー不足。

どうにかこの心細さと寂しさを紛らわせたい、人と繋がりたい気持ちが強い場合は、誰かにエネルギーを補充もらおうとしている状態なのです。

要は何かに対してどこか「不安」なのですね。

不安な時は誰かにそばにいてもらいたい。
誰かと関わることで紛らわせていたい。

だから無意識にエネルギーを持っている人を求めようとするのです。

それはそれで悪いことではありませんが
ずっとそうして求めている状態をしんどく感じたりもするので
まずは自分で自分を満たせるようになる方が健やかですね。


「満たす」ってどういうことか分からない方もいますが
定義はないし、正解もありません。

楽しくて気持ちよくて面白くてほっこり出来そうなものならなんでも良いのです。ゴロゴロしててもいいし、ボケーっとするだけでもいい。

何をやっても楽しめない、という場合は
「楽しむことを自分に許せていない」ということも少なくないので
まずは気任せに、気分で生きることを許してあげる、それが先決です。


制限を外し、気分で生きられる時間が増えてくると
エネルギーは勝手に充電されていくので、強く何かを求める、追う、それがなきゃ生きていけない、、!と思わなくなってきます。

何かを強く追い求めたり、失わないように頑張ることは神経をすり減らします。満たされて何かを求めなくなってくると、何より自分がとても楽なんです。

もちろん、それぞれに大切なものや人、場所があるかと思いますから、大切なものは大切にすればよいのですが

「大切に思うこと」と「それなしでは生きていけない」はエネルギーが全く違いますから、やっぱりまずは自分を満たすことなのですね。


上記にもお伝えしたように
強い想いで自分が何かを求めていると感じたら、エネルギー不足なので
人と繋がろうとするよりもまずは寝る、食べる、好きなことをする。

エネルギー不足のまま人と関わるとトラブルの元です。
疲れている時、喧嘩が多くなるカップルのように、お互いにエネルギーを奪い合おうとしてしまうからです。


何を置いても自分を満たす



そうすると誰かといても健やかな関係でいられるし、1人の孤独時間も心から楽しみ、愛せるようになっていくのです。

そしてどんな時間も自然に何かを生み出しているものなのです。



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石原そら
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