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自分の中の毒を認めると軽くなる、好転する

毒がない人はいません。

生きていれば前向き上向きの日もありますが、そうでない日もあります。
そして自然と様々な感情が湧き上がってきます。

前向き上向きも自然のサイクルの中に存在しているものですが、毒も自然で健全なものです。


本来、そういうものなのですが、どこか抵抗を感じる方も少なくありません。

自分の中の毒。。
「陰なる部分」があっていいと思えないことだってあります。


しかし、心の中に湧き出てくるもの、何かの刺激で浮かび上がってくる毒。
それらをそのままにしておくと、心の中に溜まってしまいます。

溜まってくると人生がどんどん重くなり、苦しくなってきます。

光があれば闇もある。
白があれば黒がある。
喜びがあれば悲しみがある。
楽しさがあれば怒りもある。
薬があれば毒もある。

どちらもあって1つ。そして紙一重です。


この世界は偏りある部分に対極が創造されます。

前向きに上向きに元気に生きよう!とし過ぎると、その対極にある「ネガティブさ」が際立ってきます。

ということは、、
それとは反対に生きていると、ポジティブさが際立つのか。。??ということになりますが、まさにその通りなのです。


自分の中の陰、闇、ネガティブさ、、

毒を認め、だってそうなんだもんと受け入れて生きると、人生に明るい光が満ちてきます。


ネガティブがネガティブを引き寄せる、、と思っている方が多いのですが違います。

ネガティブを溜めるとネガティブを引き寄せる

これが本質です。


ネガティブにならないように、ダメなところや調子が落ちてるところを見せないように、いいところだけを見せて、その部分だけを認めて生きようとしていると、人生は逆に重くなるし幸福度も低くなります。

ネガティブさを受け入れて生きると幸福感が増します。


そうして自分の中の毒という存在にOKを出し、認め受け入れて生きると
とても軽くなりますし、人生は好転します。

要は「我が心に素直に生きる」ということ。


心に素直に生きるということは、明るさや前向きさ、上向き調子だけで生きることではありません。

そこそこ楽しく生きることは出来ても、自分の中に湧き出てくるネガティブさは生きている限り、消えることはないからです。


どちらもあって「1人の私」です。
どちらも唯一無二の大切な自分を形成している重要パーツです。

部品がたった1つないだけで誤作動を起こします。
そもそも動かないことだってある。

私たちだって同じです。

自分の中のネガティブさ、毒も自分を形成する部品の1つ。
それがあって、それを認めて受け入れて、1人の私としてのバランスが取れるのです。


心の安定は、まずはそこからです。
そして人生の安定もそこにしかありません。

何かを得たり、掴み取ることも安定の1つとして機能する場合がありますが
それらをバランスよく活用するためには、まずは毒を認める、受け入れる、毒を出す。

そうすると人生は勝手に軽くなる、好転する。
そして心身や環境、現実も安定します。


最初は抵抗があっても、だんだんと慣れてきますし
むしろ楽になるので「自分の中の闇、陰、影、毒」が愛おしくもなります。

今は蠍座の季節です。
そんな自分がいてもいいと優しく許してあげていただければと思います。
どんな自分がいてもいい、、と。

ブラックさもなかなか美しいものです。
意外に悪くはありません。



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石原そら
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