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できることをやり続ける
皮膚難病の方たちと出逢い、難病の方に関心をもつようになった。
彼らのことを想い、描いた作品。
「もろいは麗しい」
もろいけれど、やさしく麗しい。
儚いけれど、チカラ強い。
サイズ : 227mm×158mm / 2023年
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先日、フランスとドバイのアートフェアに出展しませんか?とご連絡があった。
出展したら点描画家hiromiとして世界の人たちに知ってもらうチャンスが増えるかもしれない。
だけど私の心のこたえは、「しんこきゅう展」を開催し続けながら難病支援をすることだった。
今月、重度訪問介護の資格を取得した。
実際に夜間で現場にも入ろうと思っている。
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なぜ「しんこきゅう展」を各地で続けているのか?
それは自分の苦しい過去をあたたかく塗り替えるためでもあるが、あの場所に足を運んでくださる人たちとの"やさしい世界"を共有したいからだ。
それは「しんこきゅう展」を重ねるたびに
強くなっている。
心が疲弊している方、病気の方の生の声をたくさんお聴きし、深く感じてきた。
そのたびに「自分に何かできることはないか?」
人との出逢いから、心が動き行動してしまう。
大きなことはできないけど、周りにいる人たちを大切に想い、寄り添いながら活動を続けていく気持ちは変わらない。
その積み重ねが"やさしい世界"につながると、私は本気で信じているから。