妊娠中期検査と入院1日目
妊娠中期検査は助産師外来から始まりました。
出産予定の病院では
毎回の妊婦検診時に、
医師によるエコー検査と
助産師による心音検査があります。
助産師さんはカウンセラーのような役割も担っているのか、
妊婦の悩みを事細かに書いてくれます。
ほんとありがたい…
1人目をこの総合病院で出産し、
2人目は自宅近くの違う病院で、と思っていましたが
3ヶ所のぞいたところどこもピンとこず
結局元サヤのこの総合病院に戻ってきたのです(*´ ˘ `*)
出産のときって助産師さん必須ですよ!
神の手です。偉大な力の持ち主…
助産師様々です。
その助産師外来では
疲れやすいこととむくみやすいことを相談していたのですが
尿蛋白は(−)、血圧も問題ないので大丈夫でしょうとのことでした。
なんの問題もなく、次は医師の診察。
エコーでは元気な赤ちゃんと
赤ちゃんが男の子であることを確認。
「男の子で決定かー♪
名前決めなきゃな〜わくわく♪」
なんて考えていました。
「心配事や聞きたいことはありますか」と尋ねられ、
生理痛のような痛みが頻繁にある話をすると
「お腹が大きくなってきているので腰痛かもしれませんね」と。
私もお腹大きくなってきたからかなあと思っていたので
やはりそうなのだなあ、
大したことはないのだろう。と思いました。
2週間前に母子連絡カードを書いてもらったこと、
その有効期限が切れたので可能ならもう一度書いてもらえないか、ダメ元で尋ねてみると
「さすがに分娩まで、という書き方はできないのですが
とりあえず子宮頸管長測ってみますか」
ということでさっそく診察台へ。
「機械入りますね〜」
ピコッピコッ
「ん?」
「ええと、前回は…35mm?」
「ちょっと測り直しますね〜」
測り直した後は別の医師を呼んできて確認してもらっているようでした。
「じゅ、19mm?」
その言葉をが聞こえた途端、私は言葉を失い、ボロボロと涙が流れてきました。
もう一度測り直し、助産師さんにも確認してもらっている様子。
「ここの長さ…で間違いないですよね?」
「…うん、19mmだね。
このまま帰すわけにはいかないね」
となぜか強気の助産師さん。
「ちょっと一緒に見てみますか?」とお医者さんに言われ
私も検査結果を見てみることに。
「ここがね、ほら。
適当に測ってももう20mmないでしょ?」
もはや言葉にもなりません。
ボロボロと流れてくる涙。。
子宮頸管長は30mm以下で入院となる病院もあるようですが
この総合病院では25mmがボーダーライン。
20mm以下だと点滴を繋げられて
37週の生産期に入るまでは退院できません。
26週はまだ妊娠中期。
40mmあってもおかしくないのに
この時期に19mmという数字は
かなりのハイリスクを意味します。
「内診しますね、子宮口確認します。
んー、さすがに開いてはないか。。」
よかった、子宮口は開いていない。
子宮口開いたらもうお産は止められない。。
一瞬安堵しつつ、そのまま車椅子が用意されました。
「今日帰すわけにはいかないので、このまま入院してもらいます」
「ちょ、ちょっと待ってください。職場と家族に連絡を入れてもいいですか?」
電話する許可をもらい、職場と夫へ電話。
この時、椅子に座って電話していましたが
椅子に座るのも良くないとは後から知りました(*_*)
職場の上司からは「何も心配しなくてもいいからゆっくり休んでください」と。
とは言われましても
私は専門職。
一人で職場を回してたのに
私がいなくなったら来月から早速困るよーと
一人であたふた。
次はパパに連絡。
今日の飲み会はキャンセルして上の子を迎えに行くようお願いしました。
私の入院に必要なものとかどうでもいいから、子どもをお願いね、と。
そして義母にも連絡。
しかし電話繋がらず、私はタイムオーバーで病棟へ。。
病室には上の子を取り上げて下さった助産師さんがいるではありませんか…!
懐かしさに浸る間も無く、26週で19mmがどれだけハイリスクな状況かを優しく説明して下さいました。
・この後モニターをつけて張りを確認すること
・まだ26週なのでこの病院では出産できないこと
・赤ちゃんは今800g。外の世界に出てきては呼吸することも自力でミルクを飲むこともできないこと
・NICUのある病院へ母体搬送の可能性があること
そして、
絶対安静でシャワーも禁止。
超音波検査と酵素検査も行うことを告げられ
ベッド上でそのまま採血が行われました。
妊娠中期検査の予定でしたが
入院となるとさらに細かく検査するそうです。
赤ちゃんの心音を確認したあと、
モニターがつけられました。
1時間少しのモニターで3〜4回の張りが確認されました。
その状態から義母へLINE。
取り急ぎ、パパには三連休に子どもを連れて義実家へ帰ってもらうことにしました。
「800gで出産するわけにはいかない…!」
強い意志を持って
私は自分にベッド上安静を誓いました。
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