
#33 モヤモヤが消えない理由はコレ!感情を正しく手放す方法
「もう気にしない!」
「こんなことで悩むのは時間の無駄!」
「私は大丈夫!」
そうやって気持ちを切り替えたはずなのに、
なぜかずっとモヤモヤしている…。
頭では「気にしない」つもりなのに、ふとした瞬間にまた思い出してしまう。
「あれ?まだ気にしてる…?」
ってこんな経験、ありませんか?
もしそうなら、それは「気にしない」ことができているのではなく、ただ感情を押し込めているだけ かもしれません。
「気にしない」と「感情を押さえつける」はまったくの別物。
・気にしない → 感情をしっかり感じた上で、自然と手放せている状態
・押さえつける→ 「こんなの気にしちゃダメ」と無理にフタをしている状態
表面的にはどちらも同じように見えても、心の中ではまったく違うことが起こっているんです。
🔸 「気にしない」と「押さえつける」の違い
⭕「気にしない」とは?
「気にしない」とは、湧き上がった感情を一度受け止めた上で、自然に手放すことができる状態 です。
たとえば…
何か嫌なことを言われても、「まあ、そういう考え方の人もいるよね」と受け流せる
失敗しても、「まあ、次に活かせばいいや」とすぐに切り替えられる
過去のことを思い出しても、「あの時はそうだったな」と思うだけで、もう気にならない
このように、「気にしない」というのは、感情を押し込めたり、無理に忘れようとするのではなく、自然とどうでもよくなるような状態です。
自分の中で納得ができているからこそ、意識していなくても気にならなくなるんですね。
❌「押さえつける」とは?
一方、「感情を押さえつける」とは 感じたくない感情を無理に見ないようにして、心の奥に閉じ込めること です。
たとえば…
「気にしない!気にしない!」と無理に自分に言い聞かせている
「こんなことで悩むなんてダメだ」と、自分を責めている
「もうどうでもいい!」と強がっているけれど、本当は心がザワザワする
抑圧していると、自分では「もう大丈夫」と思っていても、ふとした瞬間に思い出したり、別のところで爆発してしまったりすることがあります。
これが、「気にしない」と「押さえつける」の大きな違いです。
🔸感情を押さえつけると、どうなるの?
感情を抑圧し抑え続けていると、実は 心と身体にさまざまな影響 を与えます。
▶ 心の影響
なんとなくイライラしやすくなる
気分が落ち込みやすくなる
ふとしたときに、過去の出来事を思い出してモヤモヤする
▶ 体の影響
頭痛や肩こりが増える
疲れやすくなる
眠れなくなる
「もう気にしてない」と思っていても、心や体がしっかりと反応してしまうことがあるんですね。
では、どうすれば 本当に「気にしない」状態に近づくことができる のでしょうか?
🔸 本当に「気にしない」ためにできること
「気にしないつもりだったのに、結局気になってしまう…」 そんなときに、試してみてほしい方法をお伝えします。
▶ ① 感情をしっかり感じる
まず、「気にしない」と思う前に、今の感情をしっかりと感じることが大切 です。
イライラしたら、「私は今、イライラしてるんだな」と認める
悲しくなったら、「今、すごく悲しい気持ちなんだ」とそのまま感じる
一度ちゃんと感じ切ると、不思議とスッと消えていくことが多いんです。
▶ ② 「書き出す」ことで解放する
頭の中だけで考えていると、同じことを何度も繰り返し考えてしまうもの。そんなときは、紙に書き出してみるのがおすすめです。
モヤモヤしていることや、思っていることを ブラックノート に全部書き出すと、気づいたらスッキリしていることも多いですよ。
▶ ③ 「もう気にしなくていい」と決める
感情を感じて、書き出して整理したら、あとは 「もうこれは終わったこと」と決めること も大切。
「手放す」とは、「この感情をもう持ち続けなくていい」と決めること。
無理にポジティブになる必要はありません。「もういいや」と思えるだけで、意外と楽になれますよ。
👉 無料相談のお申し込みはこちら
いいなと思ったら応援しよう!
